出版社内容情報
700万年の進化史から見つめた、この世界のいま。
「さまざまなニュースに接したり、自分の身のまわりで予想外の事件が起こったりしたとき、あわてふためいて場当たり的な対処法を頭に浮かべるのではなく、一歩下がって人間の過去を振り返り、それが長い人類の進化の歴史から眺めるとどう見えるかを考えてみた」(「まえがき」より)――山積する課題にゴリラ学者ならどう答える?
内容説明
700万年の進化史から見つめた、この世界のいま。山積する課題、ゴリラ学者ならどう答える?
目次
第1部 政治は誰のために
第2章 なぜ人間はふれあうのか
第3章 暮らしはどう変わるのか
第4部 自然と共存するために
第5部 技術とどう向き合うか
第6部 学問は何のために
第7部 大学とはどんな場所なのか
著者等紹介
山極寿一[ヤマギワジュイチ]
1952年東京都生まれ。霊長類学・人類学者。京都大学大学院理学研究科博士後期課程単位取得退学。理学博士。京都大学総長、日本学術会議会長を歴任し、現在は総合地球環境学研究所所長を務める。ゴリラ研究の世界的権威であるとともに、日本の学術界を牽引する存在でもある。2021年、第31回南方熊楠賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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