出版社内容情報
「すべての自然法則は「これまでこうだった」と言っているにすぎない。そのことからどうして「これからもそうだ」といえるのか? これは極めて根源的な問題提起で、今のところ答えることができた人はいない。この問いを知った瞬間から興味を持った人はもちろん、問いの意味そのものがわからないと思った人も、本書は必読。」――永井均
目次
序章 デイヴィッド・ヒュームと哲学する
第1章 感じることと考えることは何が違うのか?―印象と観念の区別
第2章 経験と思考はどのような関係にあるのか?―印象と観念の関係
第3章 何かが可能であるとはどういうことか?―思考と経験の可能性
第4章 私たちはどのように帰納しているのか?―帰納と因果
第5章 どうして自然の歩みは変わらないのか?―自然の斉一性と一般化の正当性
第6章 どのような帰納がどうして正しいのか?―帰納の認識論
第7章 過去と未来はどのように異なるのか?―経験への的中と帰納の向き
第8章 どうして帰納は外れるのか?―帰納の形而上学
著者等紹介
成田正人[ナリタマサト]
1977年千葉県生まれ。ビュージェットサウンド大学卒業(Bachelor of Arts Honors in Philosophy)。日本大学大学院文学研究科哲学専攻博士後期課程修了。博士(文学)。専門は帰納の問題と未来の時間論。日本大学人文科学研究所研究員を経て、現在、東邦大学と日本大学で非常勤講師を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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テツ
izw
乱読家 護る会支持!
代拿邁人☆
じーも@この度本屋さんとかを開きました
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