内容説明
この10年間の世界経済を分析し事態の根源に迫る。
目次
第1章 闇の中へ移された巨大銀行ビジネス―規制なき私的利益追求その1(サブプライムローンのどこが問題なのか;これまでの金融危機の繰り返しではなく、質的変化がある;バランスシートから外して導管内でのビジネス;巨大銀行とヘッジファンドとの癒着の構造;結末は物語る;アメリカ政府の責任、日本政府の責任)
第2章 自国経済の停滞、多国籍企業の急成長―規制なき私的利益追求その2(FDIの二つの高波;FDIサージの要因;FDIの産業構成上の変化、世界の地理的分布上の変化;世界の生産における多国籍企業の生産のシェアの高まり;多国籍企業の海外直接投資活動による過剰生産恐慌;“失われた10年”と日本の多国籍企業)
第3章 対外不均衡を一挙に拡大したアメリカ経済(アメリカ経済の長期的動向;最大の債務国への急転落;アメリカにとっての最後の逃げ道?)
第4章 まとめと課題(金融制度問題;多国籍企業問題;ドル危機問題)
補論 マルクスの視点からのアプローチ
著者等紹介
工藤晃[クドウアキラ]
1926年生まれ。東京大学理学部地質学科卒業。元衆議院議員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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