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出版社内容情報
竹村牧男[タケムラマキオ]
著・文・その他
内容説明
日本近代の人文学の発展に多大な貢献をなした井上円了。「私立哲学館」を創設し、五千回を超える全国巡講をなした教育者、あるいは西洋哲学を学び、超学際的視座から妖怪学を樹立した思想家というだけではなく、なによりも仏教思想の行く末を真剣に考えぬいた一仏教者であった。その仏教復興への情熱と行動の足跡を丹念にたどり、この偉大な先達が哲学的に究明した仏教思想の全貌をあきらかにする、画期的な円了論の誕生。
目次
第1章 井上円了と東本願寺
第2章 井上円了の仏教復興活動
第3章 井上円了の仏教観1―概観
第4章 井上円了の仏教観2―理論宗
第5章 井上円了の仏教観3―実際宗
第6章 井上円了の真宗観
第7章 井上円了の『仏教心理学』1
第8章 井上円了の『仏教心理学』2
結章 井上円了の仏教思想
著者等紹介
竹村牧男[タケムラマキオ]
1948年東京生まれ。1971年東京大学文学部卒業、75年同大学院印度哲学専修博士課程中退。三重大学助教授、筑波大学教授、東洋大学教授、東洋大学学長を歴任。東洋大学名誉教授。専門は仏教学、宗教哲学。唯識思想研究で博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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