出版社内容情報
自由の哲学の最前線。
「私たちは果たして自由であるのか」。この問いは長年の哲学者たちの悩みのタネで、この二千年来さまざまに議論が繰り広げられ、その論争は今日もなお続いている。
決定論、他行為可能性、フランクファート型事例、自由の源泉性、ヴァンインワーゲンの帰結論証、リバタリアニズム、運、ストローソンの責任理論……。古典的な考え方から最新の議論まで網羅し、自由を考えるためのキーワードやその考え方をていねいに紐解く。入門書にして決定版。
内容説明
「私たちは果たして自由であるのか」。この問いは長年の哲学者たちの悩みのタネで、この二千年来さまざまに議論が繰り広げられ、その論争は今日もなお続いている。決定論、他行為可能性、フランクファート型事例、自由の源泉性、ヴァンインワーゲンの帰結論証、リバタリアニズム、運、ストローソンの責任理論…。古典的な考え方から最新の議論まで網羅し、自由を考えるためのキーワードやその考え方をていねいに紐解く。入門書にして決定版。
目次
序章 なぜ自由を哲学するか?
1 自由の二つのモデル(そうしないことはありえたか?―自由の他行為可能性モデル;自由とは「自らに由る」ことか?―自由の源泉性モデル)
2 自由と決定論の両立可能性(決定論は自由の余地を無くすのか?―帰結論証の検討;私たちは操り人形にすぎないのか?―源泉性モデルへの挑戦;「運」は自由を脅かすか?―リバタリアニズムの検討;「自由なき世界」の可能性―楽観的懐疑論の検討)
3 自由と責任のつながりを再考する(怒りと責任―ストローソンの責任理論;「責任」のレンズを外して自由を探求する)
著者等紹介
高崎将平[タカサキショウヘイ]
1990年生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程満期取得退学。現在、早稲田大学講師、國學院大學講師ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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