出版社内容情報
世界的に著名なペンギン学者による最新の啓蒙書
ペンギンには、人を惹きつける不思議な魅力がある。それは、ペンギンが私たちに似ているからだろうか? それゆえ私たちはペンギンにも私たちと同じように振る舞うべきだと考えたのかもしれない。私たちはペンギンが一夫一婦制で、雪と氷の世界で家族を養い、献身的な親として幸せに暮らしていると信じている。著者はこのおとぎ話のようなペンギンのイメージを払拭し、ペンギンのライフスタイル、誘惑のテクニック、生き延びるための秘策を通して“魚になりたがっている淫らな鳥”の複雑な世界と驚くべき真実を明らかにする。
内容説明
世界的に著名なペンギン学者によるペンギンのすべて。私たちはペンギンが一夫一婦制で、雪と氷の世界で家族を養い、献身的な親として幸せに暮らしていると信じている。このおとぎ話のようなペンギンのイメージを払拭し、ペンギンのライフスタイル、誘惑のテクニック、生き延びるための秘策を通して“魚になりたがっている淫らな鳥”の複雑な世界と驚くべき真実を明らかにする。ニュージーランドブックアワード受賞!!
目次
1 歴史(ペンギン「あるある」8つの誤解;鳥類 ほか)
2 水中生活に向けた大変身(収れん進化)
3 性生活(性淘汰;親から子への投資 ほか)
4 愛の結晶(パパが作るミルク;体内時計 ほか)
5 さまよえる魂?(世界最大の海鳥救出活動の実情;地球温暖化とオキアミ)
著者等紹介
デイヴィス,ロイド・スペンサー[デイヴィス,ロイドスペンサー] [Davis,Lloyd Spencer]
生物学者、サイエンスコミュニケーター。現在ニュージーランドのオタゴ大学で教鞭をとる。ペンギンを40使以上にわたり研究し、ペンギンに関する著書多数
上田一生[ウエダカズオキ]
東京都出身、ペンギン会議(PCJ)研究員、国際自然保護連合(IUCN)・種の保存委員会(SSC)・ペンギンスペシャリストグループ(PSG)メンバー
沼田美穂子[ヌマタミホコ]
東京都出身のフリーランス翻訳者(英日・日英)、日本翻訳連盟認定一級翻訳士(日英、医学・薬学分野)。6年間の会社勤めを経てオタゴ大学へ大学院留学し修士・博士課程を修了、ポスドクも同大で経験した。ロイド・デイヴィスは修士課程の指導教官であり、コガタペンギンの繁殖行動について共著論文を発表した経歴を持つ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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