生ける物質―アンリ・ベルクソンと生命個体化の思想

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生ける物質―アンリ・ベルクソンと生命個体化の思想

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  • サイズ 46判/ページ数 352p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784791774722
  • NDC分類 135.4
  • Cコード C0010

出版社内容情報

ヒト・昆虫・植物・石の境界を探る
哲学の本は、忘れられたものから未来を炸裂させる。100年前、ベルクソンという偉大な哲学者が独自の「進化論」をつくった。生命とは何か、宇宙とは何かを考え抜いていた。本書は今、その意味を未来へと解き放つ。哲学的冒険の書である。――千葉雅也

ベルクソンの『創造的進化』を、当時の生物学の潮流を丁寧に検討しながら再構築し、その思考を生命的な創発論として現代的問題にまでつなげていく、注目の著者による画期的な仕事。「生命の時代」であり、ビオスの力が今一度問いなおされる現代において、さまざまな思考を触発する必読書である。――檜垣立哉

目次

序章 生ける物質
第1章 創造と世界―イギリス創発学派のベルクソン解釈を手がかりに
第2章 生物とは何か―個体性と老化の問題
第3章 何が個体発生を導くのか―個体性と遺伝の問題
第4章 ミクロな世界で蠢く生物たちの自由―個体性と行動の問題
第5章 適応と再認―種レベルの習慣形成の運動としての組織化・個体化
第6章 自然における意識の位置づけを問い直す―心的活動の進化と組織化の諸相
第7章 鳴り止まない生命と宇宙の交響曲―持続の一元論・現実主義・成長宇宙説
補論1 時空、決定、創発―アレクサンダーの時空の形而上学について
補論2 個体化の哲学における生殖の問題―シモンドンの場合

著者等紹介

米田翼[ヨネダツバサ]
1988年生まれ。大阪大学大学院人間科学研究科にて博士号を取得(人間科学)。現在、大阪大学大学院人間科学研究科未来共創研究センター助教。専門はベルクソンを中心とするフランス哲学、19‐20世紀の英・独・仏の生物学の歴史・哲学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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りっとう ゆき

1
石から人間までひと続きというような。どうにでもなれそうな「潜在性」たちが環境などによって表れたり変化していくイメージ。2025/02/22

Go Extreme

1
生ける物質 創造と世界―イギリス創発学派のベルクソン解釈を手がかりに 生物とは何か―個体性と老化の問題 何が個体発生を導くのか―個体性と遺伝の問題 ミクロな世界で蠢く生物たちの自由―個体性と行動の問題 適応と再認―種レベルの習慣形成の運動としての組織化・個体化 自然における意識の位置づけを問い直す―心的活動の進化と組織化の諸相 鳴り止まない生命と宇宙の交響曲―持続の一元論・現実主義成長宇宙説 時空、決定、創発―アレクサンダーの時空の形而上学について 補論2 個体化の哲学における生殖の問題―シモンドンの場合2022/06/27

キャラモ

0
生ける物質。再読が必要。著者の意図がまだ理解できていない。2025/04/23

thinkeroid

0
檜垣立哉『ベルクソンの哲学』、平井靖史『世界は時間でできている』、ベルクソン『物質と記憶』を経て本書を読んだ。ベルクソンの第三主著が置かれた同時代の論争を徹底して掘り起こす。ベルクソンが『物質と記憶』で(人間の)意識を感覚運動システムとして捉えたのを生物界に拡張・一般化し、「生命」として呼び習わされている現象を織りなす「持続」を敢えて「エラン(跳躍)」と表現したことが明瞭に理解できた。この本を読んで私にはもはやエランに神秘を見るのは困難だ。2023/09/14

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