出版社内容情報
わたしは作家になろうと必死で努力していたわけではなく、ただ自分がご機嫌になれることをやっていただけの話なのだ。
「自分がどうやってやってこれたのかよくわからない。酒にはいつも救われた。今もそうだ。それに、正直に言って、わたしは書くことが好きで好きでたまらなかった! タイプライターを打つ音。タイプライターがその音だけ立ててくれればいいと思うことがある。」(本文より) カルト的作家が知人に宛てた「書くこと」についての手紙。その赤裸々な言葉から伝説的作家の実像と思想に迫る、圧倒的な書簡集。
内容説明
カルト的作家が知人に宛てた「書くこと」についての手紙。その赤裸々な言葉から伝説的作家の実像と思想に迫る、圧倒的な書簡集。
目次
1945年
1946年
1947年
1953年
1954年
1955年
1956年
1958年
1959年
1960年〔ほか〕
著者等紹介
ブコウスキー,チャールズ[ブコウスキー,チャールズ] [Bukowski,Charles]
1920年ドイツ生まれ。3歳でアメリカに移住。LAシティ・カレッジ中退ののちアメリカ各地を放浪、24歳で最初の小説を発表するも一度、作家の夢をあきらめ、適当な仕事にありつきながら安宿に泊まりながら酒とギャンブルにあけくれた放浪生活を送る。1960年頃から郵便局に勤務しつつ創作活動をつづけ、1969年、ブラック・スパロウ・プレスのジョン・マーティンに認められ、郵便局を退職し作家に専念。100冊に及ぶ著作があるといわれている。94年白血病によって死去
デブリット,アベル[デブリット,アベル] [Debritto,Abel]
スペインのチャールズ・ブコウスキー学者。コンピューティングと人文科学諸分野の接点に関する研究や調査、考案を行うデジタル・ヒューマニティーズの分野で仕事をし、アイアンガー・ヨガの認定指導員でもある
中川五郎[ナカガワゴロウ]
1949年大阪生まれ。フォークシンガー、訳詞家、音楽ライター、小説家、エッセイスト、翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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