出版社内容情報
進化心理学から考える友だちと友情
なぜ友だちは重要なのか。なぜ私たちは社交的なのか。家族と友人はどのように区別されるのか……ダンバー数で知られる進化心理学の大家が、心理学、人類学、神経科学など様々なジャンルから「友だち」の謎にアプローチし、私たちにとって「友だち」が欠かすことの出来ないものであることを明らかにする。
内容説明
私たちが思っている以上に「友だち」は重要な存在だった。親友からただの友だちまで友人関係の種類が与える異なる影響、家族関係と友人関係の区別から、ビジネス上の付き合いと親密な友人関係はどのように区別するのが理想的かまでを進化心理学のみならず、人類学、脳科学などさまざまな分野の最新の知見をもとに考察する。ダンバー数(友だちの上限は約150人)を提唱することによって一世を風靡した著者の待望の新刊。
目次
なぜ友だちは重要なのか
ダンバー数
脳が友だちを作る
友だちの同心円
あなたの社交上の指紋
心の中にいる友だち
時間とスキンシップの魔法
友情の絆を結ぶ
友情の言語
ホモフィリーと“友情の七本柱”
信頼と友情
友人関係のロマンス
友人関係のジェンダー
なぜ、友人関係は終わるのか
歳をとってからの友人関係
オンラインでの友だち
著者等紹介
ダンバー,ロビン[ダンバー,ロビン] [Dunbar,Robin]
進化心理学者。オックスフォード大学認知進化人類学研究所元所長
吉嶺英美[ヨシミネヒデミ]
翻訳家。サンノゼ州立大学社会学部歴史学科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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