なぜ新型コロナを止められなかったのか

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なぜ新型コロナを止められなかったのか

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  • サイズ 46判/ページ数 178p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784791773428
  • NDC分類 498.6
  • Cコード C0040

出版社内容情報

ふたたび同じことを起こさないためにできること
医学雑誌『ランセット』の編集長であるリチャード・ホートンは、ウイルスが武漢から世界的な大流行へと広がっていく中で世界中の政府が取った――取らなかった――行動を精査する。そして多くの欧米諸国の政府とその科学アドバイザーが、ウイルスとその致死性についての軽く見ていたかを明らかにする。ウィルスの蔓延が止められないうちに貴重な時間が失われ、その後のパンデミックへの備えができないまま、医療システムは崩壊してしまった。ホートンは、自身の科学的・医学的な専門知識をもとに、このような大惨事を二度と起こさないために、国や国際的なレベルで対策を講じる必要があることを詳細に説く。

内容説明

何が間違いだったのか。新しいパンデミックの脅威への警告は1980年代から繰り返し行われていた。しかし、新型コロナウイルスが武漢から世界に感染拡大していくなかで、世界中の政府は有効な対処ができなかった。権威ある医学雑誌ランセットの編集長である著者は、各国の対応を詳細に分析し、このような大惨事を二度と起こさないために、国際的なレベルで対策を講じる必要があることを提言する。

目次

第1章 武漢から世界へ
第2章 なぜ、備えがなかったのか
第3章 科学―成功と失敗のパラドックス
第4章 防衛の最前線
第5章 COVID‐19の政治学
第6章 リスク社会を再検討する
第7章 次のパンデミックに備えて

著者等紹介

ホートン,リチャード[ホートン,リチャード] [Horton,Richard]
英国の医学雑誌「ランセット」編集長。ロンドン大学衛生熱帯医学大学院、ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン、オスロ大学の名誉教授

吉嶺英美[ヨシミネヒデミ]
翻訳家。サンノゼ州立大学社会学部歴史学科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たまきら

29
よくいえば癒されるような、けれどうっかりすれば見落としてしまうようなデザインです。ちなみに原著はコロナウィルスが飛び交う派手なデザイン。欧米、特にイギリスの問題が取り上げられており(ほぼ1年前の出来事ですが)、政治家の認識不足、そして優先順位の選択ミスへの怒りが伝わってきます。アジア人への差別(日本では中国人への差別)をはじめ、分断された多くのものに思いをはせながら本を閉じました。それでも毎日が続くんだから。2021/04/06

qoop

5
欧米の感染状況が悪化した昨年春頃に書かれただけあり、各国の政治指導者たちを強く弾劾する怒りの書。中国やWHOに責任を帰させようとする欧米各国の思惑を指弾し、医療体制の衰亡を謀ってきた指導者たちの浅慮を批判する、その筆法の鋭さ。医学雑誌ランセットの編集長として、専門家の意見が軽視され、歪曲されて行われた政策に許し難いものがあるのだと強く伝わる。しかし日本との違いはどこにあるのか。より詳細に、政策決定の違いを追ってみたくなる。2021/05/29

まある

2
イギリスの医学誌「ランセット」編集長の著書。イギリスをメインに、新型コロナのパンデミックへの対応(おもに失敗)について分析し、今後の政治や社会システムのあるべき姿や、必ず訪れるはずの次なるパンデミックに対し備えるべきことを示している。コロナ禍は「新たな時代の始まり」であり、分断方向にむかっているいまの世界情勢とは逆の、協力や協調が必要。「私たちはもう二度と、元の生活に戻れない」のだなあと、あらためて寂しさも感じた。2021/02/14

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