出版社内容情報
個性豊かな研究者、工夫を凝らしたひとり飯、憎めない同居人、そしてオペラとめくるめく夜
はたして一人で180日も無事に耐え切れるだろうか。帰国までの日数を指折り数え、毎日、家族に手紙を書く日々。しかし、ドタバタと日々を過ごしながらも、いつのまにかヒラノ教授は大切なものをつかみとっていく。ふりかえれば大切な時間だったウィーンでの物語。待望のシリーズ最新作。
内容説明
個性豊かな研究者、工夫を凝らしたひとり飯、憎めない同居人、そしてオペラとめくるめく夜―はたして一人で180日も無事に耐え切れるだろうか。帰国までの日数を指折り数え、毎日、家族に手紙を書く日々。しかし、ドタバタと日々を過ごしながらも、いつのまにかヒラノ教授は大切なものをつかみとっていく。ふりかえれば大切な時間だったウィーンでの物語。
目次
二度目のウィーン
スモール・ワールド
一人暮らしの日本人
フランスの貴公子
イタリア製のドン・ファン
アメリカの論文量産教授
千客万来
メードリングの夜
『椿姫』
『メリー・ウィドウ』
「敗戦」
再生への足掛かり
「一千人の交響曲」
『メリ・ウィドウ』再び
ターニング・ポイント
著者等紹介
今野浩[コンノヒロシ]
1940年生まれ。専門はORと金融工学。東京大学工学部卒業、スタンフォード大学OR学科博士課程修了。Ph.D.工学博士。筑波大学助教授、東京工業大学教授、中央大学教授、日本OR学会会長を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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