出版社内容情報
稀代の喜劇役者、三木のり平の横顔
榎本健一、古川緑波、森繁久彌、菊田一夫、小田野勇、古今亭志ん朝、森光子……戦後の東京を賑わした喜劇人の中心にはいつも三木のり平がいた。息子・小林のり一が数々の証言から語りだす、戦後東京演劇の卓抜な通史にして、父の評伝。
目次
はじめに―『雲の上団五郎一座』
父の履歴
虻蜂座
日本喜劇人協会設立と東京喜劇まつり『アチャラカ誕生』
菊田一夫の東宝ミュージカル
芸術座―『花咲く港』『私は悪党』『あかさたな』
森繁劇団とのり平新派
名鉄ホール『灰神楽三太郎』から新宿コマ劇場「東京大喜劇」公演
明治座―三木のり平公演
東京宝塚劇場―中村翫右衛門との共演と超娯楽本位大喜劇
演出家として―『放浪記』『おもろい女』、キグレサーカス
復活 東宝ミュージカル―『虹を渡るぺてん師』『喜劇 雪之丞変化』
「桃屋」CMと映像作品その他
不条理劇と晩年
著者等紹介
小林のり一[コバヤシノリカズ]
1951年、東京・日本橋浜町生まれ。幼少期、劇場を託児所代わりに過ごす。中学より寄席やジャズ喫茶へ通う日々がはじまる。アングラ、軽演劇、ストリップ劇場、落語会のゲスト、映画、CM、バラエティ番組等多数出演。漫画、コント台本、エッセイ、コラム等執筆
戸田学[トダマナブ]
1963年、大阪・堺市生まれ。2004年、よみうりテレビ「第33回上方お笑い大賞・秋田實賞」受賞。現在はテレビやラジオの番組構成、映画や落語を中心とした著述で活躍。著書・共著多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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