出版社内容情報
ル=グウィンの知られざる魅力が詰まった、珠玉の未邦訳短篇集
とある海辺の町を舞台に、複数の語りを通して一人の女性の姿を描きだす「夢に遊ぶ者たち」、架空の未来史〈ハイニッシュ・サイクル〉の1ピースをなす「背き続けて」、勤勉な使用人に主人が与えた意外な試練の顛末「水甕」――。SF・ファンタジーのみならず現代アメリカ文学全体に大きな足跡を残した作家ル=グウィンによる、現実と非現実の境界を揺さぶる魅惑の11篇
内容説明
著者自らが深く愛した、珠玉の未邦訳短篇集。とある海辺の町を舞台に、複数の語りを通して一人の女性の姿を描きだす「夢に遊ぶ者たち」、架空の未来史“ハイニッシュ・サイクル”の1ピースをなす「背き続けて」、勤勉な使用人に主人が与えた意外な試練の顛末を描く、生前最後に発表された短篇「水甕」―。SF・ファンタジーの枠組みを軽やかに超える、ル=グウィンの知られざる魅力に満ちた11篇。
著者等紹介
ル=グウィン,アーシュラ・K.[ルグウィン,アーシュラK.] [Le Guin,Ursula K.]
1929年カリフォルニア州バークレー生まれ。オレゴン州ポートランドに長く暮らし、SF・ファンタジー小説を中心に詩や評論、エッセイに至るまで、生涯にわたり多様で旺盛な創作活動を続けた。代表作としてはヒューゴー賞とネビュラ賞の二冠に輝いた『闇の左手』(早川書房)などがある。2018年没
大久保ゆう[オオクボユウ]
翻訳家・翻訳研究者。幻想・怪奇・探偵ジャンルから絵画技法書や文化史関連書の翻訳も手がける
小磯洋光[コイソヒロミツ]
翻訳家。イースト・アングリア大学大学院で文芸翻訳を学ぶ。英語圏の文学作品の翻訳のほか、日本文学の翻訳にも携わる
中村仁美[ナカムラヒトミ]
立命館大学文学部国際文化学域准教授。主に20世紀以降のアイルランド文学を研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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