史上最悪の感染症―結核、マラリアからエイズ、エボラ、薬剤耐性菌、COVID‐19まで

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史上最悪の感染症―結核、マラリアからエイズ、エボラ、薬剤耐性菌、COVID‐19まで

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  • サイズ 46判/ページ数 387p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784791772988
  • NDC分類 493.8
  • Cコード C0040

出版社内容情報

リチャード・プレストン氏(『ホット・ゾーン』著者)推薦
COVID-19、エボラ、MERS、ジカ熱の流行で明らかになったように、我々は未知のウイルスに対する準備が十分にできていない。これらの敵から身を守るために私たちができること、そしてしなければならないことは何だろうか? 気鋭の疫学者とノンフィクションライターが綴る、今ここにある危機。

内容説明

COVID‐19のパンデミックは、現代のグローバル社会がいかに感染症に対して無防備であるかを明らかにした。マラリア、結核など、先進国では終わったと思われている感染症はいまだに発展途上国で猛威をふるい続け、エイズ、エボラはふたたび大流行を起こしつつある。封じ込められたSARS、MERSも、いつパンデミックを起こしてもおかしくない。そして、家畜への抗生物質の大量投与は、我々を脅かす薬剤耐性菌を日々産み出している…。疫学の第一人者が語る、感染症の本当の恐ろしさとその対処法。

目次

ブラック・スワンと非常事態
公衆衛生の歩み
白衣とすり減った靴
脅威マトリックス
微生物の歴史
新たな世界秩序
感染経路―コウモリ、虫、肺、ペニス
ワクチン―最も鋭い弓矢
マラリア、エイズ、結核を忘れてはいけない
機能獲得性とデュアルユース性―フランケンシュタイン・シナリオ
バイオテロ―パンドラの箱が開く
エボラウイルス病―アウト・オブ・アメリカ
SARSとMERS―これから起こることの前兆
蚊―公衆衛生の敵、ナンバー・ワン
ジカウイルス―不測の事態を予測する
抗菌薬―共有地の悲劇
薬剤耐性との戦い
インフルエンザ―伝染病の王
パンデミック―“忌まわしい厄災”から“避けられない現実へ”
インフルエンザを脅威リストから外す
生き残る為の戦略

著者等紹介

オスターホルム,マイケル[オスターホルム,マイケル] [Osterholm,Michael]
疫学者。ミネソタ大学感染症研究・政策センター所長

オルシェイカー,マーク[オルシェイカー,マーク] [Olshaker,Mark]
作家。著書に『マインドハンター FBI連続殺人プロファイリング班』(ジョン・ダグラスと共著・早川書房・2017年)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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のっち♬

102
現代社会の感染症の相貌、公衆衛生と政策を概観。移動範囲、人口増加、気候変動…文明は病原体側に有利な変化ばかり齎し、空気感染、蚊媒介、薬剤耐性はもはやグローバル問題。本書ではエイズやエボラをはじめ人類を苦しめる難病を各論として扱う。「最悪」を決定するのは病の性質と対応力の格差だろう。その意味で特に変異しやすいインフルエンザのワクチン開発は危急の課題と訴える著者、予算がエイズの20分の1では理に合わない。専門家の折衷知らずな思考や民衆の自己中心性は、企業・財団の出資や政策にも響くのでリーダーシップも重要問題。2023/05/02

紅咲文庫

11
著書はミネソタ州立大学感染症研究・政策センターを設立し所長を務める「信念の疫学者」。政策と科学的根拠を両輪とした対策を行わなければ命を守れないと訴える。本書は2020年版としてCOVID−19に言及した序文が追加された。HIV、SARS、MERS、エボラ出血熱、ジカ熱など様々な感染症について発症者の診断から局地的流行、流行の封じ込め、原因の探究と除去に関する話が続く。パンデミックはいつ起きても不思議のない瀬戸際のところで、たくさんの専門家が命をかけて世界を守ってくれていたことを知る。2021/01/24

jack

5
疫学者の見ている残酷な現実。病理を理解し、同じ世界を見れなければ滅びの鐘が。☆5.02021/05/23

dokusyotyu24

3
コロナ禍前に書かれた現代の感染症についての科学ノンフィクション。「二〇二〇年版に向けての序文」で新型コロナウイルスのパンデミックにも触れている。著者はアメリカの公衆衛生の専門家。アメリカ国内の事例が具体的に挙げられているほか、世界的な感染症についてもアメリカ視点で書かれており興味深い。2021/07/31

でんぞー

3
悪い頭で理解するのが追いつかないところもありましたが、感染症に関してこれまで世界がたどってきた道のり、これから起こりうる危機に関してうかがい知ることはできました。 薬剤耐性菌の章が個人的には一番怖かった。2021/01/24

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