中年格差

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  • サイズ 46判/ページ数 208p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784791772957
  • NDC分類 361.64
  • Cコード C0033

出版社内容情報

教育、職業、健康、年金、福祉、結婚……。その格差はどこからきたのか。
1993年から2005年まで、景気の後退によりおこった就職氷河期。その影響を全面にうけた世代がいま大きな格差に直面している。一度レールから落ちてしまった人に厳しい日本社会の特徴が、就職時期に「機会の平等」を享受できなかった中年世代の上に重くのしかかっているという事実。しかしそれは決して特定の世代の問題ではないのだ。格差問題にとりくみつづけている著者が明晰な分析で、中年世代の問題から日本社会のゆくすえを見通す。

内容説明

教育、職業、健康、年金、福祉、結婚…。その格差はどこからきたのか。一九九三年から二〇〇五年まで景気の後退によりおこった就職氷河期。その影響を全面にうけた世代がいま大きな格差に直面している。一度レールから落ちてしまった人に厳しい日本社会の特徴が、就職時期に「機会の平等」を享受できなかった中年世代の上に重くのしかかっているという事実。しかしそれは決して特定の世代の問題ではないのだ。格差問題にとりくみつづけている著者が明晰な分析で、中年世代の問題から日本社会のゆくすえを見通す。

目次

第1章 世代別格差の現状
第2章 正規と非正規のあいだ―中年期に特有の問題として
第3章 未婚と既婚と離婚
第4章 中年期における心の問題
第5章 未来の高齢者としての中年
第6章 中年はどう生きればよいか
終章 中年格差のない社会を目指して

著者等紹介

橘木俊詔[タチバナキトシアキ]
1943年兵庫県生まれ。京都大学名誉教授。京都女子大学客員教授。小樽商科大学商学部卒業。大阪大学大学院修士課程修了。ジョンズ・ホプキンス大学大学院博士課程修了(Ph.D.)。フランス、アメリカ、イギリス、ドイツでの研究職・教育職、京都大学教授、同志社大学教授などを歴任。元日本経済学会会長。専門は労働経済学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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キク

60
元経済学会会長で京大名誉教授による、しっかりした本。そんな本で「日本では一度失敗すると立ち上がれない」とサラリと書かれると、なかなかにツライ。士農工商という生まれで職業が決まる文化に起因しているらしい。学生時代から付き合っている嫁は「まさかあなたが毎月きちんと給料をもらってくる会社員になるとは思っていなかった。下手すると、受賞しない小説を書き続けるフリーターを支えるとか思ってた。万馬券を当てた」と言ってたけど、僕が当たりってまだわかんないよな、と心の中だけで思いながら、「そうだろう!」とイバっています。2021/10/15

katoyann

24
主に就職氷河期世代(1970年生まれ〜83年生まれ)の窮状を分析した経済学者による本。バブルが崩壊するなど経済不況時に就職活動を経験した世代は、大卒時の就職率が6割程度だった頃もあり、初職時から非正規雇用であるという人の割合が高い。日本は新規学卒一括採用という雇用慣行があるため、学卒時の就職に失敗するとほぼ一生を不安定雇用で過ごすことになる。非正規の場合は社会保険料や年金の未払いにより、容易に老後の貧困が予想され、また未婚率も高いので孤独死も予想される。年金を税制度に切り替えるという案には賛成。2023/06/05

Go Extreme

3
世代別格差の現状:幼年期 若年期 中年期 高年期 正規と非正規のあいだ―中年期に特有の問題として: 就職氷河期 正規労働者と非正規労働者の違い 生活水準と家族の有無 人生をやり直せるか 三五歳までに転職を 未婚と既婚と離婚: 中年期の離婚・再婚 単身者の増加と中年 中年期における心の問題: ライフサイクル 中年期の心理問題 中年期自殺の多さ 勤労・経済問題 男女の差 未来の高齢者としての中年 中年はどう生きればよいか: 中年の危機 格差の問題 結婚格差 若年格差 教育格差 中年格差のない社会を目指して2021/10/25

くらーく

2
橘木氏の著作は、後半に行くほど面白くなるような気がする。で、本書も第6章中年はどう生きればよいか、に著書の想いが込められているんじゃないかと。まあ、橘木氏にお子さんがいれば、就職氷河期に影響されたかもしれないしなあ。 個人的には、年齢で何かを区切るのはどうかと思うけど、例えば、80才を超えたら治療(治そうとしない、緩和はするけど)をしないとか、自由診療にするとか。あと、年金はBIのように、現役世代の稼ぎに係わらず同額でも良いと思うけどねえ。自己責任はあるけど、運の要素もかなりあると思うのだけどなあ。2020/10/17

ヨシ

1
いろいろな意味で生き辛い時代ですね。寿命をまっとうすることがサバイバルのようだ。それにしても賃金の格差はどうにかならないか。一部のプロスポーツ選手の年俸や、大手IT企業CEOの年俸をきくと、そこまで個々人の才能や価値に開きがあるのだろうか?と思う。2024/06/07

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