出版社内容情報
精神科医=批評家の、著者史上最重厚の傑作批評集!
稀代の精神科医にして批評家が、文学から絵画、音楽から映画まで、快刀乱麻を断つごとく徹底批評。現実と表象と精神が交錯するところに何があるのか? キャラ、身体、異性愛主義、ポリフォニー、ナルシシズム、無意識、発達障害……。濃密で緻密、私たちに世界観の転換をせまる圧倒的な〈文化批評〉の新冒険へ、いざ!
内容説明
現実と表象と精神が交錯するところに何があるのか?そこに意味が付与されたとき私たちに見えている景色は―名作名画を快刀乱麻、ファン必読の著者史上最重厚の傑作批評集、堂々登場!
目次
1 現代文学(石原慎太郎と私;潜在する「路地」のトポス ほか)
2 映像・アニメ・音楽(「世界観のモンタージュ」としてのキャラクター;すべては「すずさんの存在」に奉仕する ほか)
3 アートシーン(身体観光冒険課;ジェンダーとアートの新しい回路 ほか)
4 生活/文化(ポリフォニーを“聞き流す”;AIが決して人間を超えられない理由 ほか)
著者等紹介
斎藤環[サイトウタマキ]
1961年岩手県生まれ。精神科医。筑波大学大学院医学研究科博士課程修了。医学博士。爽風会佐々木病院診療部長を経て、筑波大学社会精神保健学教授。専門は思春期・青年期の精神病理学、病跡学、ラカン派精神分析学。「ひきこもり」問題の第一人者として臨床研究を行っている。また、マンガやアニメ、映画などのサブカルチャー批評家としても知られる。『関係の化学としての文学』(新潮社)で日本病跡学会賞を、『世界が土曜の夜の夢なら』(角川書店)で角川財団学芸賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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