テレビ越しの東京史―戦後首都の遠視法

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テレビ越しの東京史―戦後首都の遠視法

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  • サイズ B6判/ページ数 380p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784791772322
  • NDC分類 699.21
  • Cコード C0036

出版社内容情報

東京はなぜ語りにくいのか。戦後史研究の俊英が描く、〈東京〉の輪郭線。
ひと言ではとうてい言い表わせないにもかかわらず、私たちの中に確かにある〈東京〉のイメージ。それはいつ形成され、どのように移り変わってきたのか。放送メディアや番組の変遷、ドラマやドキュメンタリーの作品分析にとどまらず、放送局や電波塔の分布、「編成」の概念や「月9」の誕生、「お台場」の歴史にいたるまで、戦後のテレビ史を丹念に掘り起こしながら、そこに見い出され、演出され、意味づけられた〈東京〉なるものの輪郭をたどる。

内容説明

東京に行けばなんでもある。仕事も、モノも、夢も―。なぜ東京だけが特別なのか。戦後日本を生きる人びとが記憶する首都イメージは、いつどのように形成されたのか。放送局や電波塔の立地、五輪中継の舞台裏、「編成」の概念や「月9」の誕生、お台場の歴史に至るまで。膨大なアーカイブから戦後テレビ史を丹念に掘り起こし、そこに見いだされ、演出され、記憶された“東京”なるもののかたちをたどる。

目次

序論 東京の語りにくさ
第1章 東京にはすべてがある―“東京”措定の時代 一九五〇年代~六〇年代
第2章 遠くへ行きたい―“東京”喪失の時代 一九七〇年代~八〇年代前半
第3章 「お台場」の誕生―“東京”自作自演の時代 一九八〇年代後半~九〇年代
第4章 スカイツリーのふもとで―“東京”残映の時代 二〇〇〇年代~一〇年代
結語 東京がテレビを求めた戦後

著者等紹介

松山秀明[マツヤマヒデアキ]
1986年生まれ。東北大学工学部建築・社会環境工学科卒業。東京大学大学院情報学環・学際情報学府博士課程単位取得退学。博士(学際情報学)。現在、関西大学社会学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Yonowaaru

2
テレビから見た東京。東京から見たテレビ。さすがは博士論文をそのまま本にした物だけあって、参考文献の量が半端ないけれど、けっして読みにくいわけでもなく、色んな番組の例を出しながら50年代以降の手令の歴史をたどる一冊。一つの金字塔になりえているのではないだろうか?また参考にさせてもらいます。2019/12/29

takao

1
ふむ2022/10/15

simplegg

1
面白いところもあったし、東京論としてこういうストーリーもなくはないと思う。ただ全体として、「おぉなるほど」というような譜に落ちる感覚は少なかった。2020/02/10

kukikeikou

0
タイトルウケで買ったけども腹落ちな論考。都市論だとどうしてもハード面か数値指標から語りがちであったが、メディア的な都市論として、単に東京がどのように表象されたかにとどまらず、メディアが東京を措定/現出させてきた歴史とメディア装置(放送局,電波塔)が都市に布置され、さらにはメディアの中の東京としてメディア的に消費されていったか..などなど多くのテレビ番組と都市論の引用によって説得力を持って述べられている。2021/10/11

reg_anjet

0
だいぶかかったけど、ようやく読み終えた。特に1980年代について、思いの外長いレスポンスが書けたので、コメント欄に晒します。2021/04/29

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