出版社内容情報
プリツカー賞受賞の世界的建築家による最新の著作
建築界のノーベル賞と言われるプリツカー賞を受賞した磯崎新氏の最新の著作。半世紀にわたって世界の建築デザインをリードしてきた磯崎氏が、現代社会と都市文化の本質を語る。震災や戦争による破壊のさなかで、失った者たちや虐げられた者たちと語り合い、大胆な設計を試みてきた氏による、世界の文化への問題提起。世界情勢が混迷の極める中、都市はどこに向かうのか?
内容説明
天災と人災による破壊のさなかで、建築家は失った者たちや虐げられた者たちと語り合い、新たな点と線を描き、設計する。都市の政治的・経済的・メディア的状況に確かな視線を送り届けるための大胆な提言書。2019年プリツカー賞受賞。世界的建築家による最新の著作。
目次
1 ザハ、無念
2 クルディスタン(アララット山;大洪水;第四間氷期;虚船;津波前;結界;影向;夢告;海原)
3 安仁鎮(土法;導師)
4 平壌(祝祭;巨大数)
著者等紹介
磯崎新[イソザキアラタ]
建築家。都市デザイナー。1931年大分県大分市生まれ。1954年東京大学工学部建築学科卒業。丹下健三に師事し、博士課程を修了。1963年磯崎新アトリエを設立。半世紀以上にわたり、国際的な建築家として活動する。また、世界各地の建築展や美術展にてキュレーションやコンペティションの審査を務める。ハーバード大学、コロンビア大学などで客員教授を歴任。建築の枠を超えて、美術、デザイン、思想、音楽、映画、演劇、政治、メディアなどを横断するプロジェクトを組み立て、多くの理論的著作も発表する。建設界のノーベル賞と呼ばれるプリツカー賞を2019年に受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kthyk
鵐窟庵
tyfk
Hisashi Tokunaga
引用