出版社内容情報
『ゴールデン・カムイ』ファン必読の一冊!!作品の参考文献としても知られるアイヌ文化の入門書、待望の復刊!!
自らの着物(樹皮)を脱いで繊維を提供してくれるオヒョウ、火の神を生み出す(発火器になる)ハルニレをはじめ、二百数十種の植物と人間との深く豊かなかかわりの中から生み出された興味ぶかい神話や詞曲、風習を通して、狩猟採集民族アイヌの精神と生活を描き出す。
内容説明
コタン(アイヌの村落)の人びとにとって、あらゆる生物は神であり仲間であった。本篇は自らの着物(樹皮)を脱いで繊維を提供してくれるオヒョウ、火の神を生み出す(発火器になる)ハルニレをはじめ、二百数十種の植物と人間との深く豊かなかかわりの中から生み出された興味ぶかい神話や詞曲、風習を通して、狩猟採集民族アイヌの精神と生活を描き出す。
目次
樹木篇―茸類を含む(樹木とは;焚木にする木;食糧を提供する木;家造りと家財;道具をつくる木 ほか)
雑草篇―海藻・農作物を含む(食卓;薬草;魔除けと呪術用の草;住宅用の草;衣類と履物用の草 ほか)
著者等紹介
更科源蔵[サラシナゲンゾウ]
1904年、北海道弟子屈町の開拓農家に生まれる。麻布獣医畜産学校に学ぶ。詩人・随筆家として、またアイヌ文化研究によって知られる。「アイヌの伝統音楽」約二千曲の録音・訳詞により、第18回NHK放送文化賞受賞。1985年9月25日逝去
更科光[サラシナコウ]
1948年、北海道札幌市に生まれる。1970年、北海学園大学卒業。会社勤めのかたわら父・源蔵の資料整理を手伝う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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