新しいチンパンジー学―わたしたちはいま「隣人」をどこまで知っているのか?

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新しいチンパンジー学―わたしたちはいま「隣人」をどこまで知っているのか?

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  • サイズ B6判/ページ数 400p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784791771516
  • NDC分類 489.9
  • Cコード C0045

出版社内容情報

ここまでわかった!チンパンジー研究の新発見のすべて
ヒトにもっとも近い知性とテクノロジーをもつチンパンジー。21世紀に入ってからのおよそ20年で、数々の驚くべき大発見がなされた。米国における自然人類学の第一人者が、自身の成果もまじえてチンパンジーの”いま”を壮大に描き出す!本文には日本人研究者も多数登場!

内容説明

ここまでわかった!これまでにない贅沢で学際的な成果。200頭近くからなる巨大な集団、ゴリラと共存する集団、メスも狩りをする集団、5つもの道具を組み合わせる集団…。特色のあるフィールド調査の蓄積が、チンパンジーの多様性と普遍性を次々に明らかにしていく。そして、最新のDNA解析技術は、これまでの定説をどのように覆したのか?チンパンジーのすべてがここにある。日本人研究者も多数登場。

目次

第1章 チンパンジーの観察
第2章 食料と離合集散
第3章 政治とは流血なき戦争である
第4章 平和のための戦争
第5章 セックスと繁殖
第6章 チンパンジーの発達
第7章 なぜ狩りをするのか
第8章 文化はあるのか?
第9章 血は水よりも濃い
第10章 類人猿からヒトへ

著者等紹介

スタンフォード,クレイグ[スタンフォード,クレイグ] [Stanford,Craig]
1956年ニュージャージー州生まれ。南カリフォルニア大学人類学科教授。専門は霊長類学、自然人類学。タンザニアのゴンベ国立公園、ウガンダのブウィンディ原生国立公園をはじめ、アフリカや熱帯アジアで20年以上のフィールド経験をもち、100本以上の学術論文と10冊以上の著書を執筆してきた

的場知之[マトバトモユキ]
1985年大阪府生まれ。翻訳家。東京大学教養学部卒業。同大学院総合文化研究科修士課程修了、同博士課程中退(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

那由田 忠

15
文献が40頁分紹介された専門書。素人が読んでも面白い!対立し合う見解もていねいに紹介する。ボノボのセックスが頻繁とは知っていたが、チンプも乱婚なのでメスは多くのオスと交わるのに驚いた。遺伝子的に実質1 %しか違わないのでヒトと似るのは当然。道具を使い作り、地域で文化が違う等々、ヒトとの近さが際立ってくる。陸上で過ごす時間が大半だけど直立二足歩行の身体ではなく、そこがヒトと決定的に違う。だから、ヒトの進化を考えるとき、初期ヒトに可能と思われることをチンパンジーのあり方から想像できることが大切。2019/09/11

kenitirokikuti

7
ホモ・サピエンスは約20万年前に登場。チンパンジーは少なくとも100万年前▲文化人類学者は参加型観察者になる。研究対象の日常生活の中に身を置く。霊長類学者は対象に限りなく接近するが、個人的な接触はしない。ジェーン・グドールはバナナを置いてサルを観察しやすい環境を作った(当初はそうした馴化プロセスの影響がよく見えなかったそうな)▲▲ヒトの活動により、野生のサルが絶滅する可能性は高い。2019/10/14

Ryu Hanaoka

2
チンパンジーの生態の最新研究結果をまとめた本。チンパンジーがもつ文化、社会、生活など多様な生態が描かれている。それらの研究から初期人類がどのような生態をなしていたか類推できるのではないかと著者は言う。チンパンジーは数多くの研究がされているが、それもアフリカの地域開発により危機的状況にあるという。ヒトのエゴが多様な生態系を破壊してるという状況は、今どうにかしなければ後悔しようにも後悔しきれないものになると思う。僕にとって驚き有り余るチンパンジー学を学べたことを本書に感謝したい。2019/07/02

まさ

1
チンパンジーって人間に1番近いんだよね。くらいの知識で手に取る。 あまり多くない専門家達による生態。観察の仕方から始まり、食料確保やセックスを優先的に進めるための上下関係がどのように出来ていくのか。 オスは群れていて、メスは周辺に散らばっている離合集散といういう特性。 チンパンジーと言えばバナナだが、ほかのサルを殺して食べる肉食の面も持つ。 チンパンジーを通して人間の起源を知りたいという思いで読むも、生態もこれからの部分も多くあまり解を得ず。 専門家の名前が多くそれが読みにくさにつながってしまった。2019/07/19

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