出版社内容情報
正しい「親」のやめかた
子どもが中高年になっても「子どもは子ども」。そんな親子関係でほんとうに大丈夫? ひきこもりの高齢化問題も深刻化するこの国で、これからの家族はどうあるべきか? ひきこもりや就業困難者を支援するキャリアカウンセラーと、思春期・青年期の病理に通暁する精神科医が徹底討論!
内容説明
子どもが中高年になっても「子どもは子ども」。そんな親子関係でほんとうに大丈夫?ひきこもりの高齢化問題も深刻化するこの国で、これからの家族はどうあるべきか?第一線で活躍するキャリアカウンセラーと精神科医が徹底討論!
目次
第1章 成熟について―肯定することからすべてははじまる(子どもが30歳になるまで子育てを?!;成熟するのに時間がかかる社会になった ほか)
第2章 夫婦関係について―小さなことから関係性を変えていく(本人に自信をつけさせるにはどうしたらよいか;ちょっとした変化に目を配る ほか)
第3章 欲望について―コミュニケーションでほんとうに大切なこと(「根拠のない自信」をどう見るか;親子間で「以心伝心」はしてはいけない ほか)
第4章 自立について―子育てのタイムリミットと関係のメンテナンス(他人を家に入れたがらない日本の家庭;関係のメンテナンスをするという発想 ほか)
第5章 役割意識について―正しい「親」のやめかた(ノンイベントという「石」にどう対処するか;ネガティヴな出来事も学習の機会に ほか)
著者等紹介
小島貴子[コジマタカコ]
1958年生まれ。キャリアカウンセラー。埼玉県庁職業訓練指導員、立教大学大学院ビジネスデザイン研究科特任准教授などを経て、東洋大学理工学部生体医工学科准教授。元埼玉県雇用・人材育成推進統括参与。キャリアカウンセリングのアプローチで就業困難者やひきこもりの支援を多数行っている
斎藤環[サイトウタマキ]
1961年生まれ。精神科医。筑波大学大学院医学研究科博士課程修了。医学博士。爽風会佐々木病院診療部長を経て、筑波大学社会精神保健学教授。専門は思春期・青年期の精神病理学、病跡学、ラカン派精神分析学。「ひきこもり」問題の第一人者として臨床研究と支援を行っている。また、マンガやアニメ、映画などのサブカルチャー批評家としても知られる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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田中峰和
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