出版社内容情報
知られざる、「5人目のビートルズ」による証言
ツアーで訪れた地で、飛行機のタラップで目にした光景、ジョン・レノンの逮捕劇、アップルレコードの発足前夜、バンド末期のレコーディング風景、そして解散……。新聞記者からビートルズの宣伝部に抜擢され、バンドの片腕となり、世界に広まった「ビートルズマジック」を下支えした「5人目のビートルズ」が綴る、バンドと共に過ごした日々とその舞台裏。『ビートルズも人間だった』(青年書館、1975年)の新版。
内容説明
飛行機のタラップで目にした光景、ジョン・レノンの逮捕劇、アップルレコードの発足前夜、バンド末期のレコーディング風景、そして解散…。新聞記者からビートルズの宣伝部に抜擢され、バンドの片腕となり、世界に広まった「ビートルズ・マジック」を下支えした「5人目のビートルズ」が綴る、バンドと共に過ごした日々とその舞台裏。
目次
現在―一九七二年初夏
市長の娘とビートルズ―一九六四年
シャロン・テート事件とモンタレー・ポップ・フェス―一九七〇年以前
私が担当した数々のアーティスト―一九六五‐六八年
バーズとともにビートルズと再会―一九六五‐一九六八年
ダニー・ハットン―一九六五‐七〇年
ジェリー・モスとの語らい―一九六七年
老女優メイ・ウエストをロック・スターに―一九六六年
ポールと体験したトリップ―一九六八年
取材に追いまくられる日々―一九六八年
アップル・ビルディングの内幕―一九六八‐七〇年
アレン・クラインがアップルを襲った日―一九六九‐七〇年
ビートルズとアレン・クラインとの出会い―一九六九
アップルを訪れた奇妙な人々―一九六九年
ビートルズ王国崩壊の内幕―一九六九年
ジョン・レノン突然の逮捕事件―一九六九年
ジョージ・ハリスンが逮捕された日―一九六九年
ジョンとヨーコのベッド・イン―一九六九年
ビートルズはもういない―一九七〇年
いつもの月曜日と彷徨えるユダヤ人―一九六七年
ジョージとのアメリカ旅行―一九七〇年と一九七二年
ビートルズと出会う前―評論家とその犠牲者
音楽を信じれば自由になれる―一九七一年
ナンシー・シナトラとの思い出―一九七〇年
時の流れとともに―過ぎ去った四〇年について
おわりに
著者等紹介
テイラー,デレク[テイラー,デレク] [Taylor,Derek]
1932年リバプール生まれ。17歳で地元紙の新聞記者となり、1962年には全国紙「デイリー・プレス」北部版の劇評やコラム担当として、マンチェスターに拠点をおくようになる。1964年からビートルズの広告宣伝担当に抜擢され、メンバーと深い関わりをもつようになる。「Give Peace a Chance」にはコーラスで参加。ビートルズのほか、ビーチ・ボーイズ、バース、ママス&パパスなどを手がける。ビートルズ解散後も、ジョージ・ハリスンを中心にメンバーと親交を保った。1997年、65歳で死去
山本安見[ヤマモトヤスミ]
ロック訳詞家の先駆者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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