出版社内容情報
ともに生きていく関係をつくること。ひとりでも頑張れる能力ではなく――
問題を特定するのではなく、問題を語りあうこと。問題を個人で背負うのではなくネットワークで背負うこと。決して結論を急がず、不確実性に耐えながら、さまざまな思いが自由に語られる空間をつくること。個人化された語りから、地域にひらかれた語りへ。ナラティヴ・アプローチの現在地から考える、新しいケアのかたち。
野口裕二[ノグチユウジ]
著・文・その他
内容説明
問題を特定するのではなく、問題を語りあうこと。問題を個人で背負うのではなくネットワークで背負うこと。決して結論を急がず、不確実性に耐えながら、さまざまな思いが自由に語られる空間をつくること。個人化された語りから、地域にひらかれた語りへ。ナラティヴ・アプローチの現在地から考える、新しいケアのかたち。
目次
1 言葉と現実(言葉による癒し;社会的現実が立ち上がるとき ほか)
2 物語と社会(現代社会へのナラティヴ・アプローチ;親密性と共同性―「親密性の変容」再考 ほか)
3 対話とネットワーク(ナラティヴとオープンダイアローグ―アディクションへの示唆;ソーシャルネットワークの復権 ほか)
4 当事者性と共同性(当事者研究が生み出す自己;自助グループと当事者研究 ほか)
著者等紹介
野口裕二[ノグチユウジ]
1955年千葉県生まれ。東京学芸大学教育学部教授。専門は臨床社会学、医療社会学。北海道大学文学部卒業、同大学院博士課程単位取得退学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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