朝毎読―蜂飼耳書評集

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朝毎読―蜂飼耳書評集

  • 蜂飼 耳【著】
  • 価格 ¥2,200(本体¥2,000)
  • 青土社(2018/11発売)
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  • サイズ B6判/ページ数 204p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784791771141
  • NDC分類 019
  • Cコード C0095

出版社内容情報

読書が私のいまをつくっていく。初の書評集。
本と出会う。身体を言葉が通り過ぎていく。そこで思いがけず残るもの。その言葉の蓄積が自分のいまを形作っているのだと、ある時ふと気がつく。静かに、ときにユーモアや驚きを感じながらつむぎだされた言葉。書評は本と人を繋いでいく。

蜂飼耳[ハチカイミミ]
著・文・その他

内容説明

本と出会う。思いがけず残る言葉。その蓄積がいまをつくっていると、ふと気づく。静かに、ときにユーモアや驚きを感じ紡がれた言葉。書評は本と人を繋いでいく。読書が私のいまをつくる。初の書評集。

目次

渦巻模様にみる世界の生命循環―鶴岡真弓『ケルトの想像力―歴史・神話・芸術』青土社
理不尽な出来事いかに慈しむか―アキール・シャルマ『ファミリー・ライフ』小野正嗣訳、新潮社
読書で生まれる時空越えた共鳴―森内俊雄『道の向こうの道』新潮社
“戻し訳”に響く新しい音色―紫式部、アーサー・ウェイリー訳『源氏物語 A・ウェイリー版1』毬矢まりえ、森山恵訳、左右社
積み重なるおかしさ恐ろしさ―田辺青蛙『人魚の石』徳間書店
図像から考える受容史の可能性―及川智早『日本神話はいかに描かれてきたか―近代国家が求めたイメージ』新潮社
心ある出版の姿を伝える―涸沢純平『遅れ時計の詩人―編集工房ノア著者追悼記』編集工房ノア
編集という行為、果敢な挑戦―松岡正剛『擬MODOKI―「世」あるいは別様の可能性』春秋社
社会的記憶の構築と継承―カルロ・セヴェーリ『キマイラの原理―記憶の人類学』水野千依訳、白水社
日本語の「歌」、実作者の目から―佐々木幹郎『中原中也―沈黙の音楽』岩波書店〔ほか〕

著者等紹介

蜂飼耳[ハチカイミミ]
1974年神奈川県生まれ。詩人・作家。早稲田大学大学院文学研究科修士課程修了。詩集に『いまにもうるおっていく陣地』(紫陽社、第5回中原中也賞受賞)、『食うものは食われる夜』(思潮社、第56回芸術選奨新人賞受賞)、『顔をあらう水』(思潮社、第7回鮎川信夫賞受賞)など。絵本に『うきわねこ』(絵/牧野千穂、ブロンズ新社、第59回産経児童出版文化賞ニッポン放送賞受賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

メタボン

25
☆☆☆★ 新聞に掲載された書評集。ゆえに1篇1篇が短く、書のエッセンスを掬いだしている。熱く語るのではなく、本質を掬い取るような蜂飼耳の視線が良い。何冊も読みたい本が増えた。2022/02/24

mm

24
蜂飼耳さんが朝日・毎日・読売の新聞に書いた書評を集めたもの。新聞の書評を読んで、思わず本の発注をした事ありますよね。。新聞の書評は、この本面白いですよ、買ってね的な宣伝ではないんだけど、心が動く。この本では本自体への興味の他、言葉にたずさわった数々の人の力が感じられた。まず本が出版されるまでに作者も編集さんも力を使う、出版された本からどの本を扱うかを委員会で決める時も、蜂飼さんが読んで書き、新聞社の人が見出しをつけ、それをまた今回まとめて本にする等々、ものすごい手数だよ。読みたい本増えた。2019/03/19

チェアー

12
詩人だけあって、ことばに敏感な書評たちだ。言葉の美しさ、一文の持つ輝き。でもわたしは、ストーリーをある程度紹介し、自分の言葉はこれ、という文章に最小限に抑えたものがいいと思った。読みたくなる本多数。特に漢詩はいいなと思う。吉増剛造の詩集の紹介は抜群。2018/12/17

3
短い文章で端的に核心へ切り込める蜂飼耳にはうってつけの仕事だったかもしれない。特に短歌関係の書評はやはり本業だからか別段熱がこもってた気がする。こういう本は積読が増えるからだめですね笑2023/07/02

belle

3
帯文に~読書がわたしのいまをつくる~とある。「いま」が積み重なって「いま」の蜂飼耳をつくってきたのだろう。私も読んだ本。未読の本。どちらもある。彼女の書評を読みながら頷いたり、とても魅かれたりした。広がる世界。紹介されていたルドンの「ルドン私自身に」とルオーとマティスの書簡集はぜひ読みたい。2019/09/04

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