出版社内容情報
これは単なる栄光の物語ではなく、今も続く女性たちの闘争の歴史だ。
「人間の個性とは、性別、人種、宗教、その他どんな要素も関係なく、能力以外にないという強い信念がありました。ですから、女性は自身の力を最大限発揮するために、男性と同等のチャンスが得られるべきだと信じていました」??アナ・ウェッセル・ウィリアムズ（細菌学者）
差別に立ち向かい、「好き」を貫いた女性科学者の物語。
レイチェル・スワビー［レイチェルスワビー］
著・文・その他
内容説明
差別に立ち向かい、「好き」を貫いた女性科学者の物語。
目次
医学
生物学と環境
遺伝学と発生学
物理学
地球と宇宙
数学とテクノロジー
発明
著者等紹介
スワビー，レイチェル［スワビー，レイチェル］ ［Ｓｗａｂｙ，Ｒａｃｈｅｌ］
ブルックリン在住のフリーランス・ジャーナリスト。雑誌、ウェブサイト等で活躍。インディペンデント雑誌『Ｌｏｎｇｓｈｏｔ Ｍａｇａｚｉｎｅ』では副編集長を務める。デジタルメディア『ＴＨＥ ＣＯＮＮＥＣＴＩＶＥ』元編集長。ライブ雑誌『Ｐｏｐ‐Ｕｐ Ｍａｇａｚｉｎｅ』元プレゼンター
堀越英美［ホリコシヒデミ］
１９７３年生まれ。早稲田大学第一文学部卒。出版社、ＩＴ企業勤務を経てライターに（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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peperonn
1
p163 彼女は世界そのものから答えを見つけることができた。 女性科学者に焦点を当てた一冊。 この本を読んでかつて女性科学者が蔑ろにされていた時代に嫌悪感を抱くかと思ったが、この本はそんなことを論じたいのではない。それよりも際立ったのは、彼女たちの溌剌とした好奇心、そして飽くなき探究心。自身が困難な状況にあっても没頭する、そんな科学の魅力。伝記ほど退屈ではなく、数ページでテンポよく紹介されるのはまるで科学者としての原石が輝く瞬間とその様を捉えた写真を見ているようだった。
