内容説明
中世の武士団からたくさんの名字が誕生した関東地方。東京を中心に全国各地から人が集まる南関東も、細かくみていくと、その地域にしかない名字が登場してくる。本来の特徴を色濃く残した名字分布の北関東では、地元の地名をルーツとした名字が多く見られる。今日から人に教えたくなる、名字の秘密が満載。
目次
序章 関東地方の名字とは(名字とは何か?;関東地方の名字の特徴)
第1章 一都六県別名字のランキングと特色(東京編;神奈川編 ほか)
第2章 関東地方の名字秘話(上野を「こうずけ」と呼ぶのはなぜ?;北関東の大塚とは何をあらわすか? ほか)
第3章 一都六県別ゆかりの名字(東京ゆかりの名字;神奈川ゆかりの名字 ほか)
著者等紹介
森岡浩[モリオカヒロシ]
1961年高知県生まれ。姓氏研究家。早稲田大学政経学部卒業。学生時代から独学で名字の研究をはじめる。長い歴史をもち、不明なことも多い名字の世界を、歴史学や地名学、民俗学などさまざまな分野からの多角的なアプローチで追求し、文献だけにとらわれない実証的研究を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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あゆか
4
残念ながら私の苗字はどの県のランキングにも30位以内に入っているようなありふれたものなので自分の名字のルーツを知るというのはできなかったが、勅使河原などの聞いたことない(ってかホントにあるのか探したくなる)名字をたくさん知ることができて面白かった。 ほかの地方出てないのかなぁ。2014/01/18
もりちゃん
0
関東地方の県別に名字の変遷や特徴を丹念に調べた本。特に面白い本ではないが、単に自分の名字が載っていたので。でも名字一つとって見ても、ひもとくと奥深いものと理解。2013/03/23