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出版社内容情報
ファッションはいかに「女」を作り上げたか
雑誌、絵画、小説、パターン(型紙)、ディスプレイ、展覧会…多様なメディアの分析を通してファッションと「女性的なもの」の結びつきを明らかにし、「理想的女性像」が生み出されていくさまを鮮やかに描き出す、画期的なファッション論。
平芳裕子[ヒラヨシユウコ]
著・文・その他
内容説明
ファッションはいかに女を作り上げたか。雑誌、絵画、小説、パターン(型紙)、ディスプレイ、展覧会…多様なメディアの分析を通してファッションと「女性的なもの」の結びつきを明らかにし、「理想的女性像」が生み出されていくさまを鮮やかに描き出す、画期的なファッション論。
目次
はじめに ファッション史の相対化の試み(ファッション研究および先行研究における問題の所在;本書の構成 ほか)
第1章 飾る女性―一九世紀前半における理想像の成立(フィラデルフィア・ファッションと「良き女性」の表象;ファッションの是非を問う―「正統なるファッション」とは何か ほか)
第2章 縫う女性―一九世紀半ばにおける女性像の変容(産業革命とお針子像―イギリスを中心に;大西洋を渡るお針子像―アメリカにおける衣服産業の発展 ほか)
第3章 模る女性―一九世紀後半における流行受容の軌跡(モデルに倣う―「パターン」の出現;パターンによる流行受容―『ハーパーズ・バザー』を中心に ほか)
第4章 巡る女性―二〇世紀前半における女性像の回帰(鏡としてのショーウィンドウ;ミュージアムのファッション展―イメージの反復)
著者等紹介
平芳裕子[ヒラヨシヒロコ]
1972年、東京生まれ。東京藝術大学美術学部芸術学科卒業。東京大学大学院総合文化研究科超域文化科学専攻博士課程単位取得退学。博士(学術)(神戸大学)。神戸大学大学院人間発達環境学研究科准教授。専門は表象文化論・ファッション文化論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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