出版社内容情報
柳下毅一郎[ヤナシタキイチロウ]
著・文・その他
内容説明
大魔術、セックス、フリークス、偽ドキュメンタリー、人種映画、大仕掛け宣伝…リュミエールを元祖とし、ハッタリ屋ヒッチコック、奇術師オーソン・ウェルズまで、企画・撮影・出演・宣伝・上映を一手に握った興行師たちが、特定の観客をあてこんでつくったエクスプロイテーション(搾取)映画こそ、映画史の本流だった!
目次
第1章 映画という見世物の誕生―それはリュミエールにはじまる
第2章 エキゾチズムと偽ドキュメンタリー
第3章 魔術師の映画―フーディーニからキートンへ
第4章 フリークショー映画の栄華
第5章 トッド・ブラウニングとカーニバル映画人
第6章 セクスプロイテーション映画の隆盛
第7章 人種向け映画
第8章 ウィリアム・キャッスルと付加価値商法
第9章 興行とプロデューサー
第10章 現代のエクスプロイテーション
著者等紹介
柳下毅一郎[ヤナシタキイチロウ]
1963年生まれ。東京大学工学部卒業。雑誌編集者を経て、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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