出版社内容情報
宮武久佳[ミヤタケヒサヨシ]
著・文・その他
内容説明
日本は「コミュ障」に陥っている?英語時代のコミュニケーションを問う。英語が下手な国、レストランで挨拶しない国、被爆国なのに核廃絶に消極的な国…。日本はいま、世界のなかで「コミュ障」になっているのではないか?第一線の通信社記者として英語で記事を書き続けた著者が、世界共通語としての英語と、外国人に開かれた分かりやすい日本語に活路を見出し、日本を「新しい開国」へと誘う。
目次
開かれた国へ(本書の概要)
第1部 日本人と英語(日本人は英語が下手か;英語コンプレックスの病理;英語一強という不公平;世界共通語としての英語を;それでも英語を学ぶ意義)
第2部 世界の中の日本語(日本語を教えてみると;日本語は閉じた言語;日本語をどうする?)
第3部 地球市民としてのコミュ力(日本はコミュ障の国?;「人間関係の近代化」を;I Love Youがない言語;概念が上滑りする)
第4部 地球市民の時代に(知られていない日本;少し自己主張しませんか;日本が存在する意義)
著者等紹介
宮武久佳[ミヤタケヒサヨシ]
1957年大阪市生まれ。共同通信社(記者・デスク。1984‐2009年)、横浜国立大学教授(国際戦略コーディネーターを兼務)を経て、東京理科大学教授(2012年から)。専門は知的財産論、文化資源、メディア・ジャーナリズム論。米ハーバード大学ニーマンフェロー(Fellow,Nieman Foundation for Journalism at Harvard University.全額給費客員ジャーナリスト(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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