内容説明
これ一冊で科学と文化の最先端に触れる!心のある場所は脳かそれとも心臓か、ダンゴムシに意識はあるのか、フロイトの臨死体験、壮絶な老老介護、来るべき6度目の大絶滅…。90冊の本が伝える、90の魅惑的な世界観。言語とコミュニケーションの起源を研究する科学者による、驚きの読書案内。生物心理学者が薦める、絶対に読むべきすごい本。
目次
1 “脳に心が読めるか?”篇(そもそも何が1.6パーセントなのか―『われらはチンパンジーにあらず』;毎日食べるパンを焼く機械くらい―『ゼロからトースターを作ってみた結果』;活け作りはもうたぶん食べない―『魚は痛みを感じるか?』;世界を変える発見は個人でなされる―『知の逆転』;真にでたらめなことを人間はできないのだ―『科学で勝負の先を読む』 ほか)
2 “AIは小説を読まない”篇(マタネ。愛シテル―『アレックスと私』;その間ヴァイオリン作りは何をしていたのか―『ニューヨークのヴァイオリン職人』;永遠の現在に閉じ込められてしまった―『ぼくは物覚えが悪い』;本当の現在は、耳が捉えているのだ―『本を読むときに何が起きているのか』;YouTubeで10回以上聴いた曲があるなら―『誰が音楽をタダにした?』 ほか)
著者等紹介
岡ノ谷一夫[オカノヤカズオ]
1959年栃木県生まれ。生物心理学者。慶応義塾大学文学部卒業。米国メリーランド大学心理学研究科博士課程修了。千葉大学文学部助教授、理化学研究所チームリーダー等を経て、東京大学大学院総合文化研究科教授。小鳥のさえずりに「歌文法」を発見し、そのなかに「言語の起源」を見出す進化のシナリオを描く(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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kubottar
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Sanae Imamura