アーサー王伝説の起源―スキタイからキャメロットへ (新装版)

個数:

アーサー王伝説の起源―スキタイからキャメロットへ (新装版)

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2025年05月08日 13時41分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A5判/ページ数 534p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784791769896
  • NDC分類 388.33
  • Cコード C0020

出版社内容情報



C・スコット・リトルトン[シースコットリトルトン]

リンダ・A・マルカー[リンダーエーマルカー]

辺見葉子[ヘンミヨウコ]

吉田瑞穂[ヨシダミヅホ]

内容説明

ながらくケルト起源とされてきたアーサー王伝説に、スキタイ起源というまったく新しい角度から光をあて、主要なストーリーがスキタイの末裔オセット人の伝承に類似していること、円卓の騎士たちの名前の語源についての新事実など、歴史学・文献学・比較神話学の知見を駆使し、詳細な考証によって、アーサー王伝説の起源を塗りかえる、大胆な仮説の書。

目次

第1部 文化的・歴史的背景(北東イラン語族―スキタイ人、サルマティア人、アラン人、そしてオセット人)
第2部 人物(アーサーと「サルマティア・コネクション」;ランスロットと「ロットのアラン」;騎士とナルトたち;女性、水、そして戦士)
第3部 主題とイメージ(石に刺さった剣;蛇のイメージ)
第4部 聖杯(聖杯、アヌーヴンの釜、ナルタモンガ;アラン人と聖杯;聖杯の守護者たち)

著者等紹介

リトルトン,C.スコット[リトルトン,C.スコット] [Littleton,C.Scott]
1933年アメリカ生まれ。UCLAにて博士号取得。専門は社会人類学。2010年没

マルカー,リンダ・A.[マルカー,リンダA.] [Malcor,Linda A.]
1991年UCLA大学院民俗学&神話学専攻で博士号取得。学術論文多数、ノンフィクションや詩、ファンタジー関係の著作も手がける。専門は物語文学、ケルト、中世研究、インド=ヨーロッパ比較神話学

辺見葉子[ヘンミヨウコ]
1959年東京生まれ。慶應義塾大学大学院英文学専攻博士課程修了。UCLA大学院民俗学&神話学専攻で修士号取得。現在、慶應義塾大学文学部教授。専門は中世文学、ケルト神話、妖精伝承

吉田瑞穂[ヨシダミズホ]
1968年パリ生まれ。成蹊大学英米文学科修士課程修了。専門は中世英文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Fumitaka

4
アーサー王伝説がイラン系遊牧民の伝承に起源を持つという説を展開。解説でも触れられている通り、いくらか牽強付会に聞こえるところもないわけではないが、まあそれは篠原琢先生がどこかで書かれていた通り、新しい説には常について回るところかもしれません。ただお恥ずかしながらアーサー王伝説にはあまり明るくないので、地理的な知識だけで行けるかと思ったら割とアーサー王伝説の様々なヴァリアントに触れたり、その同根とされるオセチアのナルト叙事詩というまったく知らなかった存在に言及されたり、思った以上に読み応えがありました。2023/02/10

水無月十六(ニール・フィレル)

1
アーサー王伝説の起源について、当時の従来(1994年)からの説だったケルト起源説に対し、アジアのスキタイ起源説を示した本。役者後書きなどでも触れられているが、あくまで新仮説の提唱と、その根拠となる例証の提示にとどまっている。とはいえこれまでの説と違わぬくらいの根拠には基づいており、その視点から検討していくのもまた可能だと思える内容である。現在のアーサー王伝説研究がどうなっているのか、また、未読であるアーサー王伝説の物語そのものも読んでいきたい。2021/08/06

Fusaria

0
シュラフタ階級のポーランド人がサルマタイ人の後継を自称していたのは知っていたけど、アーサー王伝説もサルマタイ人の影響を受けていたのか2021/09/11

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/11911227
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品