娘に語る人種差別 (新版)

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娘に語る人種差別 (新版)

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  • サイズ B6判/高さ 20cm
  • 商品コード 9784791769759
  • NDC分類 316.8
  • Cコード C0090

出版社内容情報



タハール・ベン・ジェルーン[タハールベンジェルーン]

松葉祥一[マツバショウイチ]

内容説明

「ねえ、パパ。人種差別って何?」自分とは違った人たちとどう向き合うか。10歳の娘メリエムに問いかけられた素朴な疑問に答え、社会精神医学の専門家にしてゴンクール賞作家が、まず父親として、子どもと同じ視点で始める対話。眼前の現実状況から歴史認識まで、「差別」を根本的に問い直す。日本版に際し、新稿「子どもたちの言葉」を書き下ろし。全仏ベストセラー。

目次

メリエムとの対話(ねえパパ、「人種差別」って何?;「優れている」ってどういうこと?;私も人種差別主義者になるかもしれないと思う?;「異なる」って?;脅かされていると感じるのは人種差別主義者の方なの?;「外国人」って何?;勉強したことから人種差別が生まれるかもしれないでしょ…;戦争が起こるのは人種差別主義者のせいなの?;人種差別は、いつもあったの?;人種差別って戦争なの? ほか)
結論
付録 子どもたちの言葉

著者等紹介

ベン・ジェルーン,タハール[ベンジェルーン,タハール] [Ben Jelloun,Tahar]
1944年モロッコ生まれ。母国で哲学の教師を務めたあと、71年パリで社会学、社会精神学を修め、博士号取得。在学中より、詩や小説を発表し、87年には『聖なる夜』でゴンクール賞、2011年の『アラブの春は終わらない』ではレマルク平和賞を受賞。ジャーナリスト・小説家としてアラブ・マグレブ問題には欠かせない存在である

松葉祥一[マツバショウイチ]
1955年生まれ。哲学、倫理学。同志社大学嘱託講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ののまる

20
「私たちは、つねに誰かにとって外国人だ。一緒に生きることを学ぶこと。それこそが人種差別と闘うことなんだ」「差別が始まるところで知性が止まる」2017/10/12

きゅー

12
フランスで暮らすモロッコ出身のタハールが10歳になる娘に人種差別の恐ろしさと愚かさをわかりやすく説明する。彼の考えの前提として、大人の人種差別主義者の意見を変えさせることは難しい。しかし、子どもに対しては人種差別主義に陥らないように教育をすることができるということだ。人間は自分と異なる肌の色、習俗、宗教、食生活、言葉を使う者に対して恐怖を感じる。恐怖は人を攻撃へと駆り立てる。タハールは言う、人種差別とは弱さの一面だと。重要なのは相手を尊重する心だという。愛情や友情はそのあとに生まれる。2020/07/30

qoop

9
平易な論旨で子供に人種差別の誤りを伝える本書は、反面で大人の差別意識を是正させる難しさも教える。人種差別に限らないが、偏見の正当化や暴走する正義感を見るにつけ、大人と子供に区別をもたせるのは有益だと感じる。自分自身の善意や正義感を正当化することを疑わない人/疑うことを習慣化できない人のことを稚いと思っていたが、子供に失礼だな、とも。新版に付された子供達の反応も興味深いので、こちらの版で読めてよかった。2018/02/26

紗々

7
人種差別ってなんだろう。よくよく考えると、インディアン、黒人、ユダヤ人ってどうして差別的な扱いを受けているのかよく知らない。でも、差別があるというのは知っている。でも、各地で起こるあらゆる事件を聞くと、そこまですること?と、思って手にとりました。読んでいて思ったのは、著者のこの問題との向き合い方と子どもたちの疑問との向き合う姿勢。2018/03/10

はるる

6
娘と毎晩少しずつ読む。まずは人種って? 差別って?という問いに答えてくれる本。日本人にはぴんとこなくても、すぐ身近にあることを、くどい言い回しではなく、まっすぐに伝えたい。2019/10/03

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