出版社内容情報
当社出版物中の差別表現をめぐる討論から、問題の核心に迫る議論を抽出して収録。一方通行の議論を排し、対話を通じてお互いの理解を深める方向をめざす自己批判の書。
出版社としての自己批判と今後への決意[明石書店]
1 「朝鮮問題と表現のあり方をめぐるシンポジウム」から
差別問題にかかわる「知識人」の条件[福岡安則]
感想[梶村秀樹]
「北鮮」の用語にみる日朝関係[内海愛子]
「差別語」を糾す運動にかかわって[鈴木啓介]
矮小化には反対です[土方鉄]
差別語と言語学・考・山岸嵩氏の差別語論に思う[角知行]
2 表現者の主張
『差別表現論』について[梅沢利彦]
3 朝鮮にかかわる差別表現
「差別語」の系譜[梁泰昊]
目次
1 「朝鮮問題と表現のあり方をめぐるシンポジウム」から(差別問題にかかわる「知識人」の条件;感想;「北鮮」の用語にみる日朝関係;「差別語」を糾す運動にかかわって;矮小化には反対です;差別語と言語学・考―山岸嵩氏の差別語論に思う)
2 表現者の主張『差別表現論』について
3 朝鮮にかかわる差別表現(「差別語」の系譜)