夏目金之助 ロンドンに狂せり (新装版)

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夏目金之助 ロンドンに狂せり (新装版)

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  • サイズ B6判/ページ数 529p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784791769391
  • NDC分類 910.268
  • Cコード C0091

出版社内容情報



末延芳晴[スエノブヨシハル]

内容説明

「文部省派遣留学生」夏目金之助。過酷で多難な長旅を経て、ロンドンでの自己喪失、幻視体験、狂気と紙一重の引きこもりを通し、自らを食い破って「小説家夏目漱石」へと変貌しゆく過程を克明に解き明かす、渾身の長篇評論。

目次

金之助、ロンドンに留学す
不安と戸惑いの横浜出航
船酔いに苦しむ金之助
光と影―イギリス植民地支配とアジアの現実
ノット夫人の一等船室で
砂漠の国の海を抜けて地中海へ
汽車の旅で難儀する金之助
初めての単独旅行―パリからロンドンへ
ロンドンの街頭に迷う金之助
『倫敦塔』―漱石自身による漱石殺し
最初から挫折した留学の夢
女の「過去の臭ひ」―ミルデ家の謎
東京海上保険ロンドン支店長が見たミルデ家
謎の少女アグニスの眼
黄色くきたない日本人
おしゃべりペンとの奇妙な友情
下宿に引きこもる金之助
『文学論』―強いられたプロジェクト
金之助、ロンドンに狂せり―自我の拠りどころを求めて
帰国―内なる流難と引きこもりに向けて

著者等紹介

末延芳晴[スエノブヨシハル]
文芸評論家。1942年生。東京大学文学部中国文学科卒業、同大学院修士課程に進学し、杜甫の詩を研究するも、アカデミックな研究が自身の資質に合わないことを悟って中退。結婚を機に1973年5月渡欧。アムステルダム/ストックホルム/ロンドン/ケンブリッジを経て同年7月、渡米。以来98年までニューヨーク在住、米国の現代音楽・美術・舞踏などについて批評を行う。1998年日本帰国後、長年の念願であった文芸評論の分野に筆を広げる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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timeturner

4
力作。一度読んだだけでは吸収しきれないほど多くの興味深い解析が詰まっている。漱石が留学した当時の各地の絵はがきがカラー口絵になっているのも面白い。唯一の欠点は誤植の多さだな。2017/04/06

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