内容説明
人間が読んで理解する情報の空間として発展してきたWWWを、コンピュータにも処理可能なデータのウェブとして活用する方法について、その背景となる考え方から記述のための構文、具体的な応用という順を追って説明。
目次
1 名前と関係のモデル(メタデータと名前;ページ構成要素の役割と名前;名前の拡張とマイクロフォーマット ほか)
2 さまざまな語彙による記述(文書メタデータの記述;人や組織に関する情報;時間と場所の記述 ほか)
3 リンクするデータ(タグという名前付け;グローバルなデータ名;メタデータの抽出、確認と検索)
著者等紹介
神崎正英[カンザキマサヒデ]
1960年三重県生まれ。京都大学文学部卒業後、サントリーに入社し広報部などで企業コミュニケーションに携わる。1998年にゼノン・リミテッド・パートナーズを設立し、インターネット関連のコンサルティングの傍らRDF/メタデータの実験的・実践的利用に力を注ぐ。コロンビア大学MBA。法政大学、慶應義塾大学、東京女子大学各講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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とんび
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意味記述は大事だと思うけど、例えばvCardとか、ぜんぜん普及しないねぇ。いろんなツールに出力は付いてたりするんだけど、文字化けしてたり、上手く読み込めなかったり、とほほん。セマンティックは遠いなぁ。とりあえず、車輪の最発明しないように押さえておきます。2012/04/10
おかまたけ
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ざっと読んだ。RDFおよび周辺技術に関する説明と、住所録、カレンダー、人間関係、位置情報、評価に関するサンプル。CMSでの対応とこれらの情報を上手に活用するソリューション次第?drupal72009/07/05