オンライン・バカ―常時接続の世界がわたしたちにしていること

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  • サイズ B6判/ページ数 280,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784791768806
  • NDC分類 007.3
  • Cコード C0030

出版社内容情報

インターネットの登場で私たちは何を獲得し、何を失ってしまったのか。インターネットの登場は、常につながっている状態――オンライン状態(常時接続状態)――という変革を人類にもたらした。それは私たちの日常をどう変えたのか。もはやインターネットやSNS、ツイッターがない状態など考えられない現在、ネット以前をどのように考えることができるのか、そしてオンライン状態をいかに生き抜くことができるのか。脳科学、心理学、文学、ジャーナリズムといったさまざまな視座から、現在の状況を歴史的脈絡におきながら、世界のなかで失ってはいけないものを探す旅。カナダで最も歴史と権威ある賞、Governor General's Literary Award ノンフィクション部門受賞作品。

内容説明

一日中メールの受信箱をチェックし、セックスの相手を出会い系サイトで探し、知らないことはウィキペディアで調べ、遠くの国の大学の講義を動画でみて学位を取る。人類がみんなデジタルネイティブになる前に、わたしたちが忘れてしまったものを探す旅。

目次

第1部 集合(入れ替わり;今どきの子;告白;みんなの意見;本物らしさ)
第2部 切断(注目!;記憶(優れた誤り)
結合
いなくなる方法)

著者等紹介

ハリス,マイケル[ハリス,マイケル] [Harris,Michael]
カナダ・トロントのジャーナリスト。『Vancouver magazine』などの編集者を経て、テクノロジーや芸術、サブカルチャーなど多岐にわたって執筆。『オンライン・バカ―常時接続の世界がわたしたちにしていること』が初の著書

松浦俊輔[マツウラシュンスケ]
翻訳家。名古屋学芸大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

阿部義彦

13
ユリイカを出してる好きな人文書の出版社、青土社の新刊です。原書の題名は、the end of absence.(空白の終わり)です。私は最近スマホにしましたが、何でもググる、習慣は全然ありません。物事は書いて覚えると認識してそうしてきた世代ですのでスマホ持ち忘れても別に何とも思わない所か、かえってスッキリしてええわいとも思うので空白は怖くないです。デジタルメディアは人間をお節介焼きのセッカチに仕立てあげる。ネットいじめやリベンジポルノ等欲望が渦巻く虚実の皮膜の世界であるし、それ以上でも以下でも無いです。2015/09/08

はすのこ

8
デジタルばかりだと、アナログの効能を忘れ、その逆も然り。両方を堪能する日常を本書からは垣間見る事が出来、何とも不思議な読後感に浸る。今、そんな気分です。2016/02/11

Gamemaker_K

7
そういう世の中になっちゃったからしょうがないんだよね。別な本の感想にちらっと書いたけど、技術は簡単に進化してくれるけど、人間はそう簡単に進化しないからね。もう逆らおうとしないで「自分が見えている範囲内での」世界全体のスペックに寄りかかって生きていくのが一番ストレスないのかなあという気がしている。2016/01/17

nizimasu

7
21世紀になって積極的に関わりだしたネットも個人的には一時的な熱狂から遠ざかりつつある。むしろ周囲の依存症的な行動様式にちょっと驚くのだけにこうしたネットに大して懐疑的な本はつい手に取ってしまう。内容はさして他の本とは変わりはない。脳への影響や行動様式の変化、デジタルネイティブに対する批判などだがこの本で一番肝になるエピソードが、ネットに依存した少女がオンライン上で知り合った男性に裸の画像を送りネット上で嫌がらせをされイジメにあい自殺する話だろう。最後にはまたソローの「森の生活」が出てくる。影響力大きいな2015/12/12

まる@珈琲読書

6
★★☆☆☆ ■和訳がよくないのか、原文がわかりにくいのか、読みにくく感じる本でした。内容は、インターネットとスマホの普及で常時接続になった世界の批判。最初と最後の表現から著者はリアルなつながりが大事だよね、といいたいのかなと。私自身は本書の中でいう所謂「二股世代」。コロナ化でオンライン化が急速に進んだ職場を見ているとやはり50代の先輩方が幅を利かせている部署は変化についていけない場合が多い。リアルとオンラインどちらがいいという議論よりも有効な技術をどう使い、生活を豊かにしていくかということだと思う。2022/01/23

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