氷河期以後―紀元前二万年からはじまる人類史〈上〉

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  • サイズ B6判/ページ数 658p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784791768592
  • NDC分類 469.2
  • Cコード C0020

内容説明

紀元前二万年から五千年までのあいだ、私たちの祖先はいまにつづく文化・文明の礎を築いた。産業革命よりもダイナミックな変革がどのようにして起こったのか。西アジア、ヨーロッパ、南北アメリカの遺跡をつぶさに検討しながら、最大の謎に挑む。有史以前の世界をあきらかにする考古学者の挑戦。

目次

歴史の誕生―地球温暖化と考古学上の証拠物件と人類の歴史
紀元前二〇〇〇〇年の世界―人類の進化と気候の変動と放射性炭素年代測定法
西アジア(火災と草花―紀元前二〇〇〇〇年から一二三〇〇年における狩猟採集民と森林ステップ;オーク森林地帯の集落の生活―紀元前一二三〇〇年から一〇八〇〇年における前期ナトゥフ文化期の狩猟採集民の集落 ほか)
ヨーロッパ(北方地帯の開拓者たち―紀元前二〇〇〇〇年から一二七〇〇年における北西ヨーロッパへの再進出;トナカイの狩人たちとともに―紀元前一二七〇〇年から九六〇〇年における経済と技術と社会 ほか)
アメリカ大陸(最初のアメリカ人を求めて―紀元後一九二七年から一九九四年における氷河時代の居住地の発見;現代社会に残されているアメリカの過去―アメリカ大陸への移住に関する歯科学、言語学、遺伝学、骨格にもとづく証拠物件 ほか)

著者等紹介

ミズン,スティーヴン[ミズン,スティーヴン] [Mithen,Steven]
1960年イギリス生まれ。レディング大学考古学教授。人間の心の進化に注目した認知考古学の分野で多大なる功績を残している。2004年、英国学士院特別会員に選出

久保儀明[クボヨシアキ]
翻訳家。1944年山口県生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

翔亀

39
【始原へ12】BC2万年-BC5千年の人類史。日本では旧石器から縄文時代に当たる。この時代の全世界を語ろうという壮大な試み。上下巻1200pに及ぶ大著だ。上巻は、西アジア、ヨーロッパ、南北アメリカ大陸。西アジアだけで40に及ぶ遺跡が膨大な参考文献とともに紹介され、遺跡の目録的な趣もあるが、読み物として大変興味深かった(時間はかかったが)。それはなぜか。■①大抵の遺跡は遺跡ごとのモノグラフが出ている。単体として面白いが、ここで新発見あそこで新発見と、並べてみるとどちらが新発見だかわからなくなってくる。↓2021/03/05

かんやん

28
紀元前二万年の最終氷期最盛期より気温の急な乱高下を経て、温暖に落ち着いた後の紀元前五千年までの人類史。上巻は西アジア、ヨーロッパ、アメリカ大陸。架空の人物が先史時代の暮らしぶりを目の当たりにするという構成は賛否あるだろう。著者は考古学者にしておくにはもったいないような描写力の持ち主であるが、これを各遺跡ごとに延々と繰り返されると、さすがに飽きが来るのだ。遺跡の解釈を巡る言語学、遺伝学、文化人類学を導入した論争は興味深いだけにもったいない。このパターンが下巻でも続くのか……。2021/05/16

姉勤

27
最後の氷河期が終わった2万2千年前。道具を造り用い、社会を形成し、狩猟を含めた家畜化、農業化、そして定住化という徐々に人間らしさが生まれたのも、これ以降の数千年。世界各地でルーツを一つとしない「文化」的人類の活動の発生。中東、欧州、北南米を、著者のアバターを登場人物に当時を体験させ物語る手法は、文学であれば評価されるだろう。マンモス等の絶滅の主犯が人類としてきた通説への反論や、発掘結果をもとに一本道ではない進化(進歩)の否定など興味深い。親族の遺骨の特別視などは、現代にも通じるところがある。2022/03/18

GASHOW

5
氷河期には、海面がさがっていた。冷蔵をドライというように乾燥した世界だ。冷蔵庫のなかのような世界に服も靴も家も無く、人類が絶滅しなかったことがすごい。2016/01/19

河童

3
悪い本ではないですが、おそらくは翻訳に独特の癖があって、なんか気になってしょうがない。それとこれは翻訳者にも著者にも責任はないのかもしれないけど、間違いがとても多い。ひとつ例にとると、518ページ、章のタイトルはオアカハ峡谷に関する・・・となっていて、本文になると、オアハカ峡谷(6行目)となる。それは巻末のリファレンス内でも繰り返されている。内容に関してはそれはそれは盛りだくさんで、推測を含めてよく書いてある。架空の人物を1万年以上まえの物語に登場させて当時の世界を描くやり方は、賛否あるかもですが。2015/12/28

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