村落伝承論―『遠野物語』から (増補新版)

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村落伝承論―『遠野物語』から (増補新版)

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  • サイズ B6判/ページ数 340p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784791767984
  • NDC分類 388.1
  • Cコード C0090

出版社内容情報

失われゆく伝承のほんとうの意味を探り出す。その昔、集落にはさまざまな伝承が残っていた。そこでは、山には人間味あふれる神が宿り、里にはときおり鬼がおりきたり、闇夜には得体のしれない何者かがひっそりと棲んでいた。いま聞く

内容説明

山には人間味あふれる神が宿り、里には山男おりきたり、闇夜には得体のしれぬ何者かが棲んでいる―古代の人びとは共同体のなかで、さまざまな物語を語り継いできた。そこでは、いかなる言葉と表現で、何が語られているのか。国家や制度からこぼれ落ちた人びとに一貫して眼を向け、その実相を掘り起こす考究を続けてきた著者が、柳田国男の『遠野物語』を出発点に、神話と説話の実相にせまる。およそ70頁にわたる最新成果を、大幅に増補。

目次

伝承としての村落
第1部 村落共同体の伝承(村建て神話―始まりはどう語られるか;鎮座由来譚―花盗みと夢;神隠しと境界―封じ込められる神;伝承の方位―村落は何を語るか)
第2部 事実譚の表現構造(慈母―母はどう語られるか;証人―狼との一騎打ち;証拠―田植えを助ける神;血筋―嬰児殺し;狂気―家を背負う父親)
第3部 『遠野物語』の深みへ―『村落伝承論』拾遺(柳田国男の目覚め―『後狩詞記』と『遠野物語』;『遠野物語』の構想と夫鳥の話;楽を奏でる土地―笛吹峠の起源譚;瓜子姫の死;『遠野物語』にみる動物観―人からの距離)

著者等紹介

三浦佑之[ミウラスケユキ]
1946年、三重県美杉村(現・津市)生まれ。成城大学文芸学部卒業、同大学院博士課程単位取得退学。共立女子短期大学、千葉大学を経て、立正大学教授。古代文学・伝承文学を専攻する。『口語訳古事記』(文藝春秋)で第一回角川財団学芸賞、『古事記を読みなおす』(ちくま新書)で第一回古代歴史文化みやざき賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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