絞り出しものぐさ精神分析

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絞り出しものぐさ精神分析

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  • サイズ B6判/ページ数 278p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784791767861
  • NDC分類 146.1
  • Cコード C0010

出版社内容情報

世の中すべては 幻想である――。「人間は本能の壊れた動物である」「世の中すべては幻想」――。国家も幻想、時間も幻想、恋愛も性欲も幻想、自我も幻想、なんでも幻想。すべては幻想とする岸田理論=唯幻論が、母子関係や人間関係

内容説明

国家は幻想、時間も幻想、愛と性、自我も幻想―、すべては幻想とする「唯幻論」。母子問題・人間関係から、国家権力構造そして近隣外交まで、日本が直面する難題に、快刀乱麻の切れ味で明快に迫る。

目次

1(敗兵たちの亡霊;原発と皇軍;歴史のなかの原子力発電;日韓関係の問題;日韓関係に関する疑問;戦後は終らない;中国のナショナリズム;日本人はなぜ西郷びいきか;聖俗分離と和魂洋才;ジョン・ダワー『忘却のしかた、記憶のしかた』;皇室の適応能力;二つの自己に引き裂かれた日本)
2(唯幻論始末記;唯幻論批判に対する反批判;唯幻論の背景;フロイト理論とは何か;動物行動学と精神分析)
3(通じ合わない心;自分に嘘をつかない;足を引っ張りたい心―嫉妬、この厄介なもの;談志師匠と精神分析;草食系男子について;わたしの太宰治;人生に意味はあるか―アンケート;私の丸中丸高時代;ものぐさ老人日記;わたしの死亡記事)

著者等紹介

岸田秀[キシダシュウ]
1933年、香川県生まれ。精神分析者。1956年、早稲田大学文学部心理学科卒業、59年、同大学大学院修士課程修了。和光大学人間関係学部教授を経て、2004年、和光大学を定年退職。「人間は本能が壊れた動物」であり、幻想・物語に従って行動しているという「唯幻論」をもとに、文化・社会・歴史など幅広い分野を考察(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

jackbdc

8
知人に薦められ手に取る。著者は名前も知らず、数十年前のベストセラーを選んだつもりがタイトル違いの新作を誤って選んでいた事に後で気付く。結果としては愉しめた。前半は慎重に読み進める。外交や歴史がテーマ。文書のキレは素晴らしいが決めつけが強すぎると違和感あり。現場から遠いところで勝手な前提に立って論じるのはいかがなものかと感じたのだが、読み進めるうちにこれが著者のスタイルと知る。キレのある分析が売りだが、それには前提となる仮説が不可欠なのである。書斎で立てた仮説に事実誤認を排せよと糾弾するのは粋では無いよな。2022/01/31

funuu

6
幻想論と言う唯脳論の前に流行った本 面白い2024/02/17

Shinobi Nao

6
恩師の著書。ここ数年の間に色んなところに掲載されたものが集められた雑文集。大学時代、岸田研究室に入り浸っていたことを懐かしく思い出しながら、相変わらずの揺るぎない「唯幻論」を改めて噛み砕く。 歴史や国家の小難しい話からはじまり、草食系男子、太宰治、アンチエイジングにまで唯幻論を繰り広げる。中でもずばっと爽快なものが⇒ <アンケート>人生に意味はあるか 「人生に意味はない。」 即答です。2015/02/20

よう

4
図書館本。2022/05/29

もち

4
著者の一番初めの本から読むべきだった。しかし、国家をひとつの人格をもつ存在として扱うのはおもしろい考えだと思った。実際には、政策や施策が直接時代の流れを作っているとは思うが、その政治的方針や時代の流れは、国家の人格によるのかもしれないと思わされた。2018/01/17

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