出版社内容情報
企業の経営は意思決定の連続で重大な結果をもたらす。バイアスと呼ばれる判断ミスをどのように防止、修正すべきか。アメリカの経営意思決定理論のロングセラー。
内容説明
米国ビジネス・スクール(ノースウエスタン大学ケロッグ経営大学院)で使用されている経営意思決定論の教科書ではあるが、カバーされている範囲はきわめて広く、経営学の分野以外にもリスク理論、マーケティング、公正性や多重自己の問題、ネゴシエーション(交渉)、ゲーム理論、バーゲニングなどの(社会)心理学や、哲学、経済学の分野の意思決定、判断にかかわる領域が具体的な事例をあげて説明されている。
目次
第1章 経営意思決定入門
第2章 バイアス
第3章 不確実性下の判断
第4章 非合理的なコミットメントのエスカレーション
第5章 意思決定における公正性
第6章 動機づけされたバイアス
第7章 2つのグループの合理的意思決定
第8章 ネゴシエーターの認知
第9章 複数グループの意思決定
第10章 意思決定を向上する