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内容説明
スペイン人征服者の探索・略奪の手から逃れ、密林の山頂に残されたインカ帝国最後の都市遺跡マチュピチュ。インディー・ジョーンズのモデルとされる第一発見者ハイラム・ビンガムの足跡を克明にたどり、ますます注目される世界遺産の驚くべき謎を解き明かす。快心の冒険ノンフィクション。
目次
オズの国からきた男―ペルーのクスコ
「へそ」の情報―クスコ(続き)
三人のハイラム―ハワイのホノルル
息子の母親との出会い―ニューヨーク
旅する学者―バークレー→ケンブリッジ→プリンストン
荒野の呼び声―ニューヨーク
探検家―ベネズエラとコロンビアの横断
失われた都市の伝説―クスコ
脂肪を抜き取られないようにご用心―ペルーのリマ
ペルーの標準時間―クスコ〔ほか〕
著者等紹介
アダムス,マーク[アダムス,マーク] [Adams,Mark]
1967‐。アメリカの作家、ジャーナリスト、編集者。イリノイ州オークパーク出身。「ナショナル・ジオグラフィック・アドヴェンチャー」の寄稿編集者。「GQ」「Outside」「The New York Times Magagine」「Fortune」などのライター。雑誌「New York」の人気コラム「It Happened Last Week」を担当。現在、妻や子供たちとともにニューヨーク市郊外で暮らしている
森夏樹[モリナツキ]
翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
1 ~ 2件/全2件
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
トムトム
22
なんだか、本当にアメリカは有色人種を根本的にバカにするんだなと感じた本でした。インカ帝国の歴史を知りたいと、この手の本を読み漁っています。が、インカを理解したいと先人さんの旅路を辿る著者に違和感アリアリ!いや、お金と体力を使って旅している事に、興味深い点もありましたが。なんかイヤな本でした。2023/06/05
壱萬参仟縁
22
1911年、ハイラム・ビンガム3世が マチュピチュを発見した(19頁写真)。 馬(リャマ?)と共にパチリ。 神聖な首都クスコは「世界のへそ」という意味(27頁)。 中心なのだろうか。 ペルー観光庁はチョケキラオを「もう一つのマチュピチュ」 として売り出そうとしてきた(88頁)。 集客とは何か。 109頁~のインカ・ユパンキは放送禁止用語が かかっているので記述を避ける。 ご想像にお任せします。 その傀儡の皇帝はスペイン人の教会を 焼こうとしている。 植民地の16Cの時代に。 2014/05/21
KAZOO
9
ビンガムがマチュピチュを発見したという点に関してかなり疑問点が出てきたということで、この作者がもう一度その足跡をたどるような感じで書いていますが、一般的な探検記または観光案内ではないということでかなり読者的には絞られるかもしれません。ただやはり地道な作業ということで読み始めるとやめることができません。写真なども多いので参考になります。2013/12/02
ケニオミ
7
許されるのであれば、いつか行ってみたい天空都市マチュピチュ。この都市を訪れ、その存在を世界に知らしめたビンガム氏。そのビンガム氏のマチュピチュへの旅を再現する冒険に出かけたアメリカ人ジャーナリスト、アダムス氏。およそ百年前のビンガム氏の旅と、アダムス氏の旅を交錯させながら、マチュピチュの秘密に迫る読み応えのある紀行です。秘密の解明には制限のない想像力が必要との言葉に、作曲家が記した楽譜から音楽を再現する演奏家の努力と想像力を連想しました。解明された際、マチュピチュがどんな音楽を奏でるのかワクワクします。2013/10/11
kou
6
インディージョーンズのモデルなんじゃないかと言われてるハイラムビンガムが1911年にマチュピチュを発見したときの足跡を著者が辿る的な本なんだけど、一つ一つのエピソード、考察、歴史がしっくり繋がらなかった。アンデスに張り巡らせられた血管のようなインカ道の持つ壮大さは感じれた気がする。明日からのペルー旅行の為に読んだ。この本に出てるような過酷な旅はせずおいしいとこどりだけしてくるツーリストだけど、より深くマチュピチュを感じ取れそうな気がするから読んでよかった。シックスパックマンコという字面の迫力!2017/06/28
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