内容説明
発達障害のリハビリは定常発達の欠如を埋めることではない。治療の現場で日々起きていることの観察と繊細な哲学的考察から、「発達」の概念が大きく更新される。理論・実践の両面において、前人未到の領域へと達したセラピストによる画期的労作。
目次
序章 発達とは何か
第1章 発達の機構
第2章 現象学的考察
第3章 発達論という課題
第4章 脳損傷から始まる発達
第5章 認知運動療法の展開
第6章 発達の多様性―リハビリの展開
第7章 リハビリ的病理
第8章 見かけの半球優位性―右麻痺傾向と左麻痺傾向
第9章 発達類型
終章 発達の現象学はいかにして可能か
著者等紹介
人見眞理[ヒトミマリ]
理学療法士。1955年生まれ。上智大学社会学部社会福祉学科、および社会医学技術学院理学療法学科卒業。東洋大学大学院文学研究科哲学専攻修士課程修了。重症心身障害児施設ソレイユ川崎など、さまざまな障害児施設で子どもたちのリハビリに携わる。2012年2月に逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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