文化を交叉させる―人類学者の眼

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  • サイズ B6判/ページ数 239p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784791765164
  • NDC分類 389.04
  • Cコード C1030

内容説明

声・身振り・絵解きが中心的伝達手段の、アフリカ無文字社会の日常。対照的に、過剰・多様な文字表現が駆使される日本の伝統。全く異なる文化空間を自在に往還し、「人間」とは誰か、「文化」とは何かを探求する、人類学の第一人者の思考のエッセンス。

目次

はじめに 文化の三角測量のために
1 グローバル化のなかで技術文化の多様性を探る
2 「うたう」ということ
3 言語表象における動物の寓意―比較考察
4 図像象徴性研究のための予備的覚え書き
5 肖像と固有名詞―歴史表象としての図像と言語における意味機能と指示機能

著者等紹介

川田順造[カワダジュンゾウ]
1934年、東京生まれ。東京大学教養学科(文化人類学分科)卒業、パリ第5大学民族学博士。東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所教授、広島市立大学国際学部教授、神奈川大学大学院歴史民俗資料学研究科教授などを経て、現在神奈川大学日本常民文化研究所客員研究員。主な著書に、『曠野から―アフリカで考える』(筑摩書房、日本エッセイスト・クラブ賞)、『無文字社会の歴史』(岩波書店、渋沢敬三賞)、『サバンナの音の歴史』(東芝EMI、文化庁芸術祭レコード部門優秀賞)、『聲』(筑摩書房、歴程賞)、『口頭伝承論』(河出書房新社、毎日出版文化賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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しろのやま

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文化人類学という視点で歴史を考察することに意義深さを感じました。2013/03/08

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