内容説明
グローバル資本主義そしてリベラル民主主義に支配され、高度資本主義の加速する現代にあって、その潮流に抗する真のラディカリストは如何に考え闘争すべきか―フランス大革命、ボルシェヴィキのロシア革命、毛沢東の文化大革命が、人類の普遍原理を追求し、大流血と恐怖政治の悲惨な結末に終息したのはなぜか。ハイデガーとナチズム、フーコーのイラン革命も視野に、裏切られた革命の数々の検証から、反資本主義闘争にとっての火急の要請を根源から問い直す、画期的な理論成る。
目次
序 大義が語れば、ローマは終わる
第1部 現状(無調の世界における幸福と拷問;イデオロギーの家族神話 ほか)
第2部 過去の教訓(ロベスピエールから毛沢東にいたる革命的恐怖政治;スターリン主義再訪、あるいは、スターリンはいかにして人間の人間性を救ったか ほか)
第3部 なにをなすべきか?(規定的否定の危機;アラン・バディウ、あるいは差し引くという暴力 ほか)
著者等紹介
ジジェク,スラヴォイ[ジジェク,スラヴォイ][Zizek,Slavoj]
ヨーロピアン・グラジュエイト・スクール教授。ロンドン大学バーベック・カレッジ人文学ディレクター。スロヴェニアのリュブリアナ大学教授。ラカン派マルクス主義者として、その多彩な活動は世界の思想界を活性化し続けている
中山徹[ナカヤマトオル]
一橋大学大学院言語社会研究科准教授。イギリス文学
鈴木英明[スズキヒデアキ]
山脇短期大学准教授。イギリス文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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