貧困と思想

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貧困と思想

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  • サイズ B6判/ページ数 199p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784791764617
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0010

内容説明

時代に呼応し、思考を培う思想家吉本隆明が時代の空隙を埋める。

目次

「蟹工船」と新貧困社会
戦後のはじまり
肯定と疎外―課題としての現在
男とは、マザー・シップと見つけたり―あるいは存在を耐えるための軽さ
難しくて易しい問題―関係とはなにか

著者等紹介

吉本隆明[ヨシモトタカアキ]
1924年東京生まれ。戦後の日本を代表する詩人、思想家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

寛生

44
【図書館】吉本自身の〈宗教性〉のようなものが滲み出ているように感じる。それが彼自身の死活問題から湧き上ってきた独特の思想への姿勢に繋がっているような気がする。「死と取り替える」という表現は「考える事を追いつめること」であり、全身全霊で思考してきたということなのだろう。(85)それは彼の精神性の根底をなし、身体・精神・思考の三位一体が美しく踊り合いながら、吉本を知識人にする。自らへの批判も然る事ながら、あらゆる事象への批評・批判はフコーのそれを思い出させ、それは彼特有の知識人としての〈想像力〉でもある。2014/04/10

Chika

5
大学の先生のお話によく出てきた人なので、まずは1冊読んでみました。インタビュー形式で進んでいくため、読みやすいです。ただし、タイトルと中身全体が合っていない。メインは、吉本氏自身の戦後から現代までの回顧録といった雰囲気。彼の思想に断片的に触れることはできるが、(勉強不足の私には)体系的な理解にはつながらなかった。「あの時にこういうことを考えていたのか」と振り返る本であって、入門者向けではない印象。もちろん面白いなと思う部分はあったので、ぜひ別の本を読んでみたい。2012/08/11

それん君

3
大学の図書館にて読了。 言語はコミュニケーションの手段という今まで高校で習った言語論とは違う、吉本隆明の言語論。 言語の本質は沈黙とする筆者の意見がとても新鮮。 p23「沈黙とは内心の言葉を主体とし、自己が自己と問答することです。自分が心のなかで自分に言葉を発し、問いかけることがまず根底にあるんです。」2017/11/29

かれーらいす

1
思想が非常に抽象的であり、時に難解に感じられ、洞察に追いつくのが難しかった それでも、貧困という問題が単なる経済的な課題ではなく、思想的な解決を必要とすることを示唆していた2025/04/09

くり坊

1
巻末に「後記」があって、それで本書がインタビュー記事を再集録したものだと分かった。176頁に「貧困と異和」と題されたチャプターがあり、本書のタイトルである『貧困と思想』は、そこから取られたのか?それとも本書には「貧困」に関する言説が散在しているのか?さえも確認しえないほど、あまり魅力的な1冊ではなかったので、文章に気持ちが入ってゆくまえに、本書との関係は途絶えた。2024/03/04

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