内容説明
さまざまな詩の魅力について語り、自作詩の舞台裏に読者を案内する。単なる作詩法・技術論を超えて、詩的感動の原点は何かを語ろうとする、第一級の現代詩入門。詩が分からないという人のための、待望の復刊。
目次
馬・言葉ほか
豊かにする
他者・欠如
ぶつかる
漢字喜遊曲
『神曲』地獄篇から
シェイクスピアの『ソネット詩集』から
リルケの詩から
嵯峨信之の詩から
茸の背丈
子供の詩から
斎藤茂吉『赤光』から
母子像
英文 都々逸
大きなお世話
発端から完結まで
まど・みちおの詩
茶の花おぼえ書き
「香水―グッド・ラック」他
詩の生まれる予感
著者等紹介
吉野弘[ヨシノヒロシ]
1926年、山形県酒田市生まれ。詩人。全国の小学校をはじめ、校歌も多数作詞している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はむ
2
作者も言及してるけど、まぁ「入門」ではないよね。 浅学にして著者を存じ上げないまま読んだけど、終盤であの"I was born"の作者であることを知ってビックリした。 作者が何に着目して詩を作っているか、取り上げられた詩のどこが良いか、などを説明しているといった感じ。他人の詩を取り上げては「自分ならこう書く!」と書いた詩を並べて掲載したりなんかもしてて、若干面食らった。2023/05/26
武智一雄
2
ビリビリくる。詩人が感性をスタートにし、それ以外の資質を以ってして如何にして詩を作るかを丁寧に教えて貰いつつ、ビリビリくる。読み飛ばした所もあるため、再読、若しくは買う。2011/07/23
milk_chan
1
吉野弘さんの、詩の作り方が書いてあり、詩のどこに着目しているのかが良くわかる本でした。2013/02/15
ザックばらん
0
タイトルの是非はともかく、良いエッセイ2014/12/23
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