内容説明
数の世界とは、知る人ぞ知るの不思議大発見の大鉱脈。素数はもとより無意味そうな数に秘められた謎、天才数学者の数奇な運命、世紀の未解決問題から、現代生活のあらゆる局面で応用される数の様々まで―。数の神秘と美しさのエピソード満載の、数式を使わない数学おもしろ談義。
目次
第1部 とっておきの歴史的小話
第2部 未解決の予感
第3部 解決された問題
第4部 強烈な個性
第5部 具体的にして抽象的な問題
第6部 学際的ポプリ(学際的よもやま話)
著者等紹介
スピロ,ジョージ・G.[スピロ,ジョージG.][Szpiro,George G.]
ジャーナリストに転進した数学者。スイス連邦工科大学MA、スタンフォード大学MBA、ヘブライ大学PhD(数理経済学)。20年来スイスの新聞「ノイエ・チューリヒャー」紙記者を務める
寺嶋英志[テラシマヒデシ]
1941年生まれ。京都大学理学部卒業、同大学院理学研究科博士課程修了。現在、日本エネルギー経済研究所研究員。浜松大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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小山田ゆう
1
内容が難しすぎた。タイトルからしてオカルト系の軽い読みものだと思ってたらガチの数学の歴史系の本だった。
_apojun_
1
図書館本。スイスの数学を専攻したジャーナリストが新聞のコラムに書いた短編を書籍化したもの、ということらしい。タイトルから一般的な読者に数字の持つ面白さを伝えたいという思いが見られるが、内容がちょっと高度で難しかった。新聞のコラムでは難しいかもしれないけど、書籍化にあたってもう少し図や表を載せてくれたらよかったのに。2019/12/22
ダージリン
1
面白いテーマを扱っているのだが、一つ一つがあまりに短い。もう少し深く掘り下げてあればと思う。まあそう思うのは理系の人間だけかも知れないが。2011/06/19
スルー推奨
0
蜂の巣とタイル問題、積荷問題とスペル校正の話などが印象的2017/06/04
Mariyudu
0
数学そのものというよりは、数学者や学会にスポットをあてた小話のようなエッセイのような、でもミステリーじゃないw 特別数学好きじゃなくても楽しめる内容かと言うと、ちょっとハードルが高いような気はする。職業柄、コンピュータに絡めたエピソードは興味深かったけど。翻訳がもっと柔らかだったら更に楽しく読めたかなぁ。2016/07/30