出版社内容情報
「世界文学」を語るゲーテの文章を、時代的・地域的に体系化してまとめたもの。
内容説明
ホメーロス、ダンテ、シェイクスピア、モリエール、マンゾーニ、ギリシア悲劇、千夜一夜物語…。古今東西の名著を玩味しつつ、文豪ゲーテが文学に見出そうとした理想とは何か。人間としての普遍的価値を求めて書物の森で思索に耽る、ゲーテの熱い読書記録。本邦初紹介多数。
目次
第1部 ゲーテによるテクスト(古典古代;東洋;ヨーロッパ;「世界文学」構想)
第2部 解説編(古典古代;東洋;ヨーロッパ)
結語 世界文学
著者等紹介
ゲーテ,J.W.フォン[ゲーテ,J.W.フォン][Goethe,J.W.von]
1749‐1832年。ドイツの詩人・文学者
高木昌史[タカギマサフミ]
1944年生まれ。東京都立大学大学院博士課程修了。ドイツ文学専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ブルーローズ
3
7月9日読了。自分にとってゲーテは「君よ知るや南の国」や詩の人(小学生の知識・・・)でしたから、世界文学ということの言いだしっぺであるとか、これほど様々な国の文学に分析をかけているということを知ることができたのは大事な経験です。案外、読んでいない分野があるなあ、と確認できたのもいい。あのゲーテと同じ作品(日本語でだけど)を読むことができた・るなんて、ゾクゾクします。2012/09/26
viola
1
ゲーテの書いたものを寄せ集めただけ・・・という感じです。読まなくて良かったかな、というのが正直な感想です。2009/03/14