内容説明
アール・デコとチャールストンに沸く時代、ピカソ、フジタ、ルソーといった著名人をはじめ、パリ中を虜にした一人のダンサーは、同時に「人間動物園」で「展示」されていた人種でもあった―、生誕100周年、はじめて明かされるその全像。
目次
序 ホッテントット・ヴィーナス
1 狂瀾の二十年代
2 バナナとミュージック・ホール
3 セントルイス・ブルース
4 黒いヴィーナス
5 人間動物園
6 植民地の女王
7 ラ・クレオール
著者等紹介
猪俣良樹[イノマタヨシキ]
1936年東京都生まれ。慶應義塾大学経済学部卒。NHK国際局フランス語班チーフ・ディレクターを経てジャーナリスト。Groupe d’Informations sur le Vaudeville会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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