失われた革命―1950年代のアメリカ南部

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  • サイズ B6判/ページ数 521,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784791761760
  • NDC分類 253.073
  • Cコード C1022

内容説明

資本主義の波に翻弄される農民たち、プレスリーに象徴される黒人音楽と白人文化の融合の可能性、公民権運動の台頭、人種隔離主義者の反撃、そして人種共学をめぐるリトルロック事件。混沌と激変の狭間でいくども訪れた改革・融和のチャンスがことごとく失われてしまったのはなぜか。資料・証言を犀利に検討し、民主主義の矛盾と現実に肉迫する、一級の社会文化史。

目次

第1部 第二次大戦後の風景(見知らぬ人ばかりの場所へ;創造と破壊と;奪いつくされ、虐げられて;暴走する官僚政治)
第2部 ロー・カルチャー(スピードと荒技と;大地のリズム;反逆児を気取って)
第3部 致命的な分裂(信仰の兄弟;抑え込まれた人種隔離主義者;最上の白人市民;サウンド・オヴ・サイレンス;聖書と銃剣;ラディカル・ディパーチャー―過激な出発)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Yasutaka Hori

1
アメリカが好きなので。そして行ったことないですが、ミズーリ州とかアーカンソーとか、主観ですが「日本人からはイメージがつかないアメリカ」への憧れもあり読みました。内容はいたって硬派な1950年代の人種隔離政策を中心とした動き。人種隔離政策をめぐる闘争を軸として農業改革(に伴う失業)や、アメリカで有名なNASCARの誕生、黒人音楽から始まるエルビズプレスリーなど、興味がある私としてはふむふむと知識教養を吸収させてもらえる一冊でした。2021/02/03

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